黒と白のキラキラした光、更には甘くて優しい香りでいっぱいの部屋。
「懐かしいなぁ、この椅子。こんなに小さかったっけ?」
「ティール君。今は贅沢な住まいだもんねぇ。あぁ、懐かしい、ここでイムをイムイムしようかなって言ってたティール君が…」
「そんなこと言ってない…気がする^^;」
「そうだっけ?」
「もう!ホラ、横になっててよ。」
「ありがとう…ねぇ、一緒に横になる?」
「…ううん。ここから母さんの顔見とく。」
アイーダ義母さんもその一人だ。
「レヴィさん、具合どう?」
「アイーダちゃん…顔を見せて?」
目を開けてるのも辛いだろうに、一人一人と丁寧に話す母さんは、紛れもなく俺らの巫女様だった。
夜、駆けつけてくれた兄貴やアーサー神官、リュドちゃん。
(お願い。みんな泣かないでね…サヨナラ)
(母さん…泣くな…ってどうすればいいんだよ!)
ソノアはまだおばあちゃんがガノスに行ってしまったことを知らないし、わからないかもしれない。
でも、優しい言葉を掛けられると、俺も涙が溢れそうだよ…
翌日の葬儀は母さんの最後の想いをみんなで叶えようと頑張っていた。
泣かないんだから…!!
そして、明くる日のこと。
ソノアが歩き始めて一年とちょっと。なかなか授からず、引き継ぎまで考え始めてた俺たちの元に、新しい光が射し込んだ。
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(中の人)レヴィちゃんがとうとう居なくなってしまいました(;ω;)
寂しくて、嘘なんじゃ無いかと思って、ふとA-1-5の部屋を覗きますが、もう空き家なのです…
レヴィちゃんの葬儀は13日の朝。
そしてジネットに赤ちゃんが宿った(いちゃいちゃ会話の選択肢が外れた)のが14日の朝でした。
なかなか次の子が授からずに、この一年の間に「エッチ大王」の称号をもらうほどだったのに
レヴィちゃんは、中の人にもステキなプレゼントを残してくれたんですよね、きっと☆