その数日後。

またしてもダンジョンへのお誘いが。

一人にされては心細いので、入り口で居合わせた騎士様に一緒に来ていただきました。

って……

また帰るのですか!!
もー。
その根性、叩き直して差し上げます。

根性無しで意気地なしですかー!
仕方無いので、子供に戻った気持ちで小道に誘う。

流石にここは最後まで踏ん張ってくれました。

………なんだか偉そうね?
そして、次の日。

……え?
あれれ?
そうなの?
肉食系なの?
でも、急すぎて考えがまとまらないよ…。
それにね、イサーク君。
その顔、お爺様、つまり、先代の陛下とそっくりなのです。
今のような、途中でダンジョンを降りるような根性ではお父さんに何てつっこまれることか…。
それに、やっぱりあの人がまだ気になるのですよー。
あー、頭痛いです。
ゴメンね。

だが断る!