姉ちゃんが死んだ・・・
と、思いきや生き返った!!
でも、それは
姉ちゃんじゃなかった・・・
神を喰らった罰として、不死の呪いを掛けられ、その呪いを解いて人間としての死を迎えるために呪いを解ける術者(呪いを掛けた張本人。当然本人は死んでいるのでその生まれ変わり)を探すとかげ。
しかし、とかげの存在そのものが霊脈を狂わせ霊障を巻き起こすとされ、そのために国の特務機関から追われている。
主人公の忍武(しのぶ)は幼い頃から霊が見えてしまう少年で、親の離婚により祖父の寺に預けられていて、そこで一緒に暮らしている従姉の夕佳(ゆか)に密かに恋心を寄せている。
とかげが事故に巻き込まれて死ぬところから物語がスタート。とかげは死体を渡り歩いて何度でも生き返るという呪いを課せられており、死なないわけではなく新でも生き返るという設定。死亡したとかげは、同じく事故に巻き込まれ死亡した夕佳の体に入り込み転生する。
葬式の後夕佳(とかげ)が目覚めるのを目撃してしまう忍武。
時を同じくして、とかげの転生先を突き止めた特務機関も現れ否応無しに戦いに巻き込まれていく・・・
・・・とか書いてると、物凄く暗く重い話に思えるんですが、本作はわりとライトに描かれていて、読んでて暗い気分になってくるとかいうことはないです。
しかも、けっこうギャグとして読むことも出来るので、イイ感じです。
ちなみに、お気に入りのシーンは巻末のおまけ漫画。
とかげのあざ(これが心臓)は自由に移動できるのに、なぜ胸元に出しておくのか!?という質問に対する回答が
「これは男のロマンだろ!」
その通り!大変結構でございます(児玉清風に)
1巻のラストには早くも新敵キャラが出てくるのですが、それがどうにもこうにもかの方々に見えて仕方がありません。
アンデルセン神父とおふう!!?
「金髪逆立ち」+「左頬の傷」+「メガネ」+「イッちゃってる言動」=「アンデルセン神父」
「ちびっ子」+「おかっぱ」+「無理矢理やらされてる感」=「おふう」
どうみてもマンマです本当にありg(ry
スループ評価=★★★★☆
(夕佳)とかげの顔がまだ安定してないなぁ(結構崩れるというか、なんか別人に見える)以外は特に問題点はないです。
絵柄的にも好みなのでこのまま買い続けることになるでしょう。
今後ストーリーをどのように持っていくかに期待です。