迫り来るよろこび⑩ | 人生最後のスローな恋愛

人生最後のスローな恋愛

大好きな彼とのことを綴りたい。

動こうにも動けなくて。


「あっ」
「うあぁぁぁーん」


まだ指でも触られていない
大事さんの刺激に
叫びに近い声を上げます。


「良いよ、スロー」
「あぁ、すごく良いよ、最高だよ」


ホワイトくんの声が
荒々しく  
はぁはぁしながら
聞こえて来ます。

「んあぁぁ、あぁ、あぁぁんっ」



私は休む間もなく
続けざまに途方もない会館に
見舞われることになりました。