僕の世界 | 『泣きながら歯磨き』

僕の世界

大航海時代。

 宇宙は、もはや特別な場所ではなかった。
地球には、もう3年以上降りていない。
宇宙での生活は、私の体を想像以上に衰えさせていた。
足腰の筋力は低下し、地球の6分の1しかない月の重力でさえ今の私にとっては、疎ましいのである。

 ある日の朝(といっても外は、暗闇が延々と広がっているのだが)とうとうドクターストップがかかり、私は地球でのリハビリを余儀なくされた。
どんなに科学が発達しても、人が人として生きるには、重力という重荷を背負い続けなければならないのだ。


って設定で筋トレはじめました。