昨日は友達の結婚式に行ってきました!
今年に入って4件目の結婚式。25歳ってそういうお年頃なんでしょうね。
みんなどんどん結婚して焦るし、お金もどんどん出て行きます。チッ。
でも結婚式って好きです。おいしいもの食べて、ワイン飲んで、おしゃれして、そして何といってもみんなすごく素敵な人間だと実感させられるから。
スライドショーとか挨拶とか特に好きです。
新郎新婦だけじゃなく、その人を取り囲む人たちもとても素敵な人で、泣きそうになります。
素敵な人を目の当たりにして、素敵過ぎて泣くのは結婚式とライブだけだなぁ。
さて、本題です。
今回の新郎新婦は二人ともフランス料理人で、二人が尊敬するポール・ポキューズさんのお店で式と披露宴は行われました。
ぽーるぽきゅーず??ってなもんです。わたしなんか。
しかし!この人フランス料理界でものすごい人。44年間も3つ星シェフだったってな人です。
国立新美術館の真ん中にあるあのレストランもポール・ポキューズさんのお店だそうです。
そりゃね、おいしいわけですよ。もちろん。
しかし、まったく肥えていない舌を持つ私。
ボキャブラリーもない私。
知識のない私。
そんな自分が悲しいです。
でもおいしかったのですよぉ。
講釈を聞いたからじゃないですよぉ。・・・・・・・・・たぶん。
料理もさることながら、ワインもとってもおいしかった。
最初の白ワインは、今まで見たことのない黄色をしていて、辛口でもなく、甘すぎるわけでもなく、とっても飲みやすい。においは、とうもろこしっぽい感じがしました。
親は「貴腐ワインじゃない?」って言ったけれど甘くないから違うと思います。
ネットで検索すると、“『ヴァン・ジョーヌ』はくるみやアーモンドのような香りがする”らしいので、これじゃないかと踏んでいます。
そして、ポール・ポキューズは最初にクレームブリュレを考案した人なんですって!
まったくポキューズさん!
おいしいですよぉ。
でも今思い返すと、本当に?と疑問に。やっぱり講釈のせいじゃないのぉ?と。
いや、もちろんおいしいのですが、具体的な言葉が出てこないんです。
たとえば阿佐ヶ谷の『ビストロ・ラ・シュクレ』に行ったときは、サラダのバルサミコのソースがすごくおいしくてパンにつけて食べたりしました。
そういう思い出がないんです。
もう一度食べたいという印象が残ってるのはピストロ・ラ・シュクレです。
ってか、世の中の大半のものがおいしいから、パクチーとかバルサミコとか黒酢とか、初めてのインパクトが強くてかつおいしいものしか『おいしい!』って思えなくなってるのかも。
だいたい私は匂いのキツイものが好きです。
鴨とかジンギスカンとか、パクチーも黒酢も。
あとはこってり系。
レバーとかピータンとか。
上のものばかり並べると、なんか体臭くさそう。やだな。
まぁ、舌が肥えてないなら情報量で補えばいいんです。
講釈に説き負かされてもいいんですよ。きっと。
昨日わたしはポール・ポキューズを知った。
それで良いでしょう。
またひとつ大人の階段を上がったなぁ◎