今日はアートな一日。
夕方、ずっと観に行きたかった「万華鏡の視覚」へ。
タイトルに惹かれて観に行ったんだけど、
作品のほとんどは万華鏡とは関係なく
光とか音とか空間を使ったインスタレーション。
かなり好きな現代アートだった。
中でも、ライトとミラー盤を使って
壁にいくつもの色を投影させる作品にうっとり。
ミラー盤の回転と光の当たり方で
ゆっくり、だけど次から次へと
いろんな色の光が壁に映しだされていくのを
ずっとずっと眺めてるだけでシアワセだった。
そしてこの作品のタイトルがまた素敵で。
(あまりに素敵だったので日記のタイトルに引用)
どう説明していいのかわからないんだけど
小さい頃から「色」というものが大好きな私。
いつか宝クジが当たったら、
あの光を再現した部屋を作ろう。
もうひとつ、とても居心地がよかったのが
ミラーボールが12個くらい2列に整列した部屋。
あんなに大量のミラーボールが廻っている
天井と壁の光のゆらめきは初めて。
これ、クラブとかで真似すればいいのに。
あの光の揺らめきは音楽が鳴っていなくても
条件反射で踊りそうになるね。
夜は、デビューからアートワークを
やらせてもらってるバイオリニストのコンサートへ。
普段はスタンディングのロック系または
ダンス系のライブしか行かないので、
たまにコンサートホールに行くと場違いな気がしつつも
背筋がぴんとして大人の女性になった気がして嬉しい。
初のホールコンサートだったんだけど
今日の演奏はものすごくよくて。
バイオリン=クラシックという私の概念を
覆すぐらいのグルーヴ感があったし、
20人くらいのキッズバイオリニストたちを従えた
何重奏ものバイオリンの音色は圧巻だったし、
アンコールはちょっとミュージカル仕立てになっていて
観たことのない彼のロック魂を感じた。
どうやらあたしは、いままで彼のことを
良家の王子様と勘違いしていたみたい。
今日のライブやアートを観て、
彼の次の作品のアートワークを作るのが
楽しみでもありプレッシャーでもあり
ものすごくいい刺激を受けた一日でした。