久々に。
今回の対象は以下です。
面白い縛りで、やっていることは凄いのですが、あまり複雑な要素はないため、
1ステージずつではなくシリーズまとめて扱います。
結果的に精霊纏繞士特集になっています。
そういえば過去に特定キャラを詳しく取り上げたことはなかった気がしますので、
これを機にやってみます。
ちなみに、序盤の低難易度ステージは、各形態の説明を兼ねているようです。
・基本
各纏繞形態の固有技、および、固有能力が強いため、これを軸に状況に応じて使い分けます。
属性の特性に沿った技が多いのでわかりやすいかと思います。
・形態ごとの特徴
*精霊纏繞士(初期、纏繞解除状態)
ステージ開始時の初期状態です。
別形態になるには一度纏繞解除してこの形態に戻る必要があります。
戦闘開始後に1度纏繞したら戻らないのでは?と、思うかもしれませんが、
属性統一パーティなら概ねそのとおりです。
ただし、長期戦、消耗戦など、状況次第では使用する場合もあるでしょう。
今回の動画ではほぼ単騎なので形態を切り替えています。
また、編成画面でセットした能力は纏繞後も引き継がれます。
[マジックブラスト]
魔術師同様の魔法攻撃技です。
あまり使用機会はないのですが、攻撃技の中でコストが最低なので省エネのために
使用することもあります。
[ストラxx]
各種纏繞状態への変身技です。
コスト0ではなく全属性共通で2のため、次ターン(以降)に使用する予定のSPを
考慮しておく必要があります。
【ストラレジスト】
ダメージ軽減です。特筆すべき点はありませんが、使用キャパが低いので
余ったらセットでも良いでしょう。
【メタモルキュア】
変身時に自分の状態異常を全て治します。
St23の最終ターン(1:46あたり)で麻痺から回復しており、その有効性が
よくわかるかと思います。
【瞬脱】
フェイズに1度だけ変身解除後に技回数が1アップします。
実質的に、1フェイズで纏繞から別の纏繞状態に変身することができます。
St13以降は次ターンの行動がわかりやすくなっています。
*精霊纏繞:ストライグニス(炎)
火力が必要な場面で使用されています。
初出はSt1(探しやすいように、第n話ではなく、動画タイトルに合わせます)です。
【侵略】
動画にも説明がある通り、移動に伴い地形を変化させる能力です。
状況によりますが、ほぼ単騎で手数が少ないため、地形による火力強化は
重要なポイントになりえます。
[メギドフレイム]
高火力の火傷確定技です。
火傷狙いよりは省エネ目的で使用することのほうが多いでしょうか。
火炎撃が攻撃値80、消費SP3なため、比較するとやや燃費は悪めですが、ボルケーノを
使用するまでもない場合はこちらでしょう。
初出はSt1です。
[ボルケーノ]
地形変化技、兼、最大火力技です。動画内でも使用頻度が高いです。
インフェルノが攻撃値110で、それを超えておりデメリットもないことから、文句なしに
強力な技と言えるでしょう。
初出はSt1です。
*精霊纏繞:ストラグラキエース(氷)
ストラグラキエース使用後です。
氷属性のためデバフ技があります。
初出はSt6です。
[グラシアルスパイク]
攻撃力、防御力、魔力デバフ技です。
単騎のためあまり使用機会はなく、紹介程度に使用されています。
初出はSt6です。
[フローズンオーブ]
移動力デバフ技です。
敵の射程が短い場合(敵の移動 + 射程 < 自分の射程)、一方的に攻撃できるため完封できます。
こちらも使用頻度が高いです。
初出はSt6です。
*精霊纏繞:ストラヴェント(風)
ストラヴェント使用後です。
風属性のため、移動性能が高く、移動技があります。
この形態では敵から距離をとったり、ヒットアンドアウェイがやりやすいです。
初出はSt3です。
【神速】、【飛行】
クリーチャーが保持するものと同じです。エアリアルと同じと考えるとわかりやすいかと思います。
重要なのは、【神速】で、"フェイズ開始時に移動回数1アップ"のため、以下のようなことが行えます。
1.フェイズ開始時に移動回数1アップ
2.纏繞解除
こうすると、初期状態(纏繞解除)で移動が2回行えるため、ストラヴェントの移動力 4 * 2 ではなく、
初期状態の移動力 5 * 2 移動ができます。
【瞬脱】併用でストラトルトニスになると、6 * 2 + クォンタムリープの最大射程 9 で、
理論上 21 移動できます。
少しわかりにくいのですが、St4の1:54あたりで、ストラヴェントの移動力 4 + 地形効果 1 の
移動 5 から纏繞解除後に地形効果なしで移動力 5 になっていることが確認できます。
[ツイスター]
テュポーンの[タイフーン]を射程0、範囲2にしたような技です。
使いどころは限定的ですが、使い道はあります。
もちろん、使わなくても何とでもなりますが、動画的に使っておきたかった感があります。
見どころはSt10でしょうか。
初出はSt2です。
[メゾサイクロン]
移動を含む物理攻撃技です。
他の物理技は地属性しかありません。
ストラヴェントはストラテラ、ストライグニスの次に攻撃力のステータスが高いため、
結構な火力が出ます。
対象の移動先地形を無視するため、移動不能地形にも侵入できます。
主用途は2種です。
1.敵移動による孤立化
2.移動不可地形への侵入
1.はSt2など、2.はSt9などが分かりやすいです。
初出はSt2です。
*精霊纏繞:ストラフロース(木)
ストラフロース使用後です。
木属性のため、回復、状態異常が強みです。
初出はSt2です。
【SP回復2】
クリーチャーが保持するものと同じです。ユグドラシルと同じと考えるとわかりやすいかと思います。
この形態でSPを貯め、他の形態で攻撃するのが基本の一つになります。
St2が分かりやすいかと思います。
[ペタルストーム]
火力はともかく、なかなか凶悪な状態異常技です。
毒、暗闇、麻痺、寄生と、HPダメージの発生する毒が含まれるため、削りに使用でき、他の技と
組み合わせると一方的にHPを減らすことができます。
初出はSt5です。
*精霊纏繞:ストラテラ(地)
ストラテラ使用後です。
土属性で、物理技メインとなるため精霊纏繞士の中ではかなり特殊な性能です。
初出はSt6です。
【拘束】
クリーチャー(ゴルィニシチェ)が保持するものと同じです。
強力ではあるのですが、単騎で被ダメを減らす必要がある今回の動画では使用機会は
なかったかと思います。
【クリティカル耐性】、【ステータス耐性】
クリーチャー(ミスラ)が保持するものと同じです。
特筆する要素はありません。
[ロッククラッチ]
[石の牢]に火力を追加したようなイメージです。
使用方法は[石の牢]的な敵の移動封じ、囮、と、火力としての使用の2種が主です。
初出はSt6です。
*精霊纏繞:ストラトルトニス(雷)
ストラトルトニス使用後です。
雷属性のため、2回行動が強みです。
他属性にないデメリットとして、SP変化停止(SPが回復しない)があります。
初出はSt2です。
【神技】
クリーチャーが保持するものと同じです。フェンリルや雷神と同じと考えると
わかりやすいかと思います。
単純ですが、単騎で考えると手数が倍になるので当然ながら強力です。
あまり機会はないと思いますが、【神速】同様のことが言えます。
【SP変化停止】
もえくりマスターへの道のステージ6、真・エンドレスラッシュのマスター同様です。
当然ながらこのままだとSPが回復しないので、ステージクリアできる状況でなければ
どこかでSP回復のため纏繞解除する必要があります。
[ブルージェット]
電光石火の上位互換のような移動技です。
使いどころがはっきりしており、燃費もそれなりのため、使いやすい部類かと面ます。
初出はSt2です。
[クォンタムリープ]
ストーリーモードで初見時に衝撃を受けた方も多いであろう精霊纏繞士の代名詞のような技です。
魔術師の[ワープ]やクロノスの[瞬間移動]に驚異的な射程とそれなりの火力を
追加したようなイメージです。
燃費は非常に悪いのですが、長射程のため攻撃にも離脱にも使え非常に使い勝手が良いです。
初出はSt2です。
*精霊纏繞:ストラアクア(水)
ストラアクア使用後です。
水属性のため、範囲攻撃が強みです。
ただし、単騎のため[チェーンカーレント]は使用していません。
初出はSt9です。
[アシッドレイン]
長射程広範囲の真帆攻撃技です。
安地からの長射程攻撃などに使用しています。
初出はSt2です。
・戦法
単騎のため、敵の数の暴力を避ける必要があります。
方法はいくつかありますが、主なものは以下です。
1.ストラヴェントで[メゾサイクロン]を使用し、敵を移動させることで孤立させつつ【神速】で距離をとる。
2.ストラトルトニスで[クォンタムリープ]を使用し、1体ずつ倒しつつ距離をとる。
敵の数を減らしたあとは、ストラグラキエースで[フローズンオーブ]を使用し、敵の移動力を下げ、
最終的に移動できなくする。
その後は、任意の方法で敵射程外から一方的に削る作業になります。
・その他
他はともかく、St25はそれなりにやり直し回数が多かったのではないかと思います。
乳海撹拌ガチャが等確率だとしても、ウンディーネを6回中1回も引かない確率は、
(5 / 6) ^ 6 で33.5%程度ですし、雷獣の麻痺等も考慮するともっと厳しいかと思います。
St24は動画時間からもわかる通り、構築に相当苦労したと想定されます。
自分なら見切りをつけてやめている気がします。
序盤は紹介、中盤以降は特殊運用に誘導と、動画の長さに対して中身が非常に濃い良い動画ですね。
初心者(7年前の同人ゲーを今更始める人がいるかという話は別にして)にもおすすめできます。