こんにちは!
会長のひろです。
今日は食事のお話です。
特に、朝ごはんについてです。
朝食欠食。
よく、耳にすると思います。
"朝ごはんを食べるのは当たり前"が、当たり前ではなくなってきています。
朝食は一日の始まりです。
これからは"朝食の意義"から考えてみましょう。
①朝食は『体温を一定に保ちます!』
この図は、朝食を食べた場合/朝食欠食の場合の体温のグラフです。
子供たちの"低体温化"が言われていますが、その辺りも朝食欠食との大きな関わりが考えられます。
②朝食は『血糖値を上げます!』
朝食を取るとこにより、血糖値が上昇します。
脳の唯一のエネルギー源はぶどう糖です。
このため、集中力や注意力が維持できるのです。
この図は朝食を食べた場合/朝食欠食の場合の血糖値のグラフです。
朝食欠食の場合は血糖値が明らかに低いことがわかります。
朝ごはんをしっかり食べる
↓
集中して授業を受ける(授業中に理解することができる)
↓
家での勉強に費やす時間が少なくて済む
↓
睡眠時間の確保ができる
↓
そして、朝ごはんをしっかり食べる
というよいサイクルができるようになります。
睡眠はサッカーでの疲労を回復する一番の機会です。
また、睡眠中は、成長ホルモンが多く分泌されるため、
丈夫な体をつくる上で、特に小中高生にとっては、とても重要です。
朝食をしっかり食べて、集中力を養いましょう!
③朝食は『気持ちを穏やかにします!』
朝食を欠食欠食してしまうと、
前日の夕食から翌日の昼食まで、12時間以上も食べない状態になります。
つまり、エネルギー不足の状態でお昼まで過ごすことになるのです。
これを補うために脂肪が分解されます。
分解された脂肪はエネルギー源になると同時に
"空腹伝達物質"となります。
そのため"空腹感"がものすごく強くなります。
朝食を欠食すると、
午前中を『お腹が空いてイライラしたり、怒りやすくなったりする』状態で過ごすことになります。
そんな状態で授業に臨んだら、どうなるかわかりますね…
以上のようなことが
"朝食の意義"になります。
朝食の食べ方①
もちろんきちんとした形で取るのが理想です。
バランスのとれた食事(=主食・主菜・副菜+α)の大原則を守ることが大事です。
例
ご飯 納豆 野菜入りみそ汁みかん 牛乳
これでとりあえずバランスのとれた食事になります。
朝食の食べ方②
※あくまで、緊急事態用として考えてください。食事にも質があります。
ビタミン剤等を飲むのと、野菜を食べるのでは大きなちがいです。
『特製ドリンク』
ジニアプロテイン(ココア味)20g(成長期にふさわしいようカルシウムや鉄が強化されているもの)にバナナ1本を加え、牛乳200mlをミキサーで数十秒まぜたもの
これにおにぎり2~3個で、中高生男子にとって必要な栄養量の4分の1はとれます。
一日3食が基本です。
このなかで、必要な栄養量を摂取しなければなりません。
その3食のうちの朝食を食べなければ、どうなるか…
朝ごはんの重要性。
わかりますね。
では
See you again
※参考;Soccerclinic2007.1


