こんにちは!
会長のひろです。
前回は直道ありがとう(^0^)/
しかも、次の回の振りまでしてくれて…
…
私の夢の件は、今たくさんの経験しながら、模索中ということにさせてください。
いたるの件は
専修大サッカーのblogにおもしろい(?)自己紹介書いてたくらいかな。
よかったら見てみてね!
せっかく振ってくれたのにこんな感じですいません。
さて、
話は変わって、
教職の授業を復習しながら書いていこうと思います。(長いです。汗)
『教育心理学』
子供が成長するためには、発達課題というものを各年代で獲得していかなければなりません。
まとめると…
0歳 ◎基本的信頼感
愛着形成
(大人との1対1)
1歳 ◎基本的生活習慣
◎自律性、躾形成
(1対大人複数)
2歳 ◎人見知り
3歳 ◎母子分離
◎自主性
(子供との1対1)
4~
5歳 (子供同士複数)
6歳 (集団)
※◎は発達課題
※( )は他との関係
これが発達課題です。
では、問題。
ある小学校に一年生(5歳)の男の子がいました。
その子はジャングルジムが大好きで、休み時間になると一目散にジャングルジムへ向かい遊びました。
しかし、
休み時間が終わるチャイムが鳴っても男の子は教室に帰ってきません。
担任の先生が教室に連れて帰ろうとするとき、地面や壁に頭をぶつけて、先生に反抗します。
この子は、給食も"いただきます"まで待てずに食べてしまいます。
先生がスプーンとフォークを取り上げても、手づかみで食べだしてしまいます。
さて、
この男の子はどの発達課題(◎)まで達成しているでしょうか?
上の表に戻って考えて下さい。
多くでる答えは
◎自律性
だとおもいます。
しかし、
こんなバックグラウンドがあったらどうでしょうか。
この子の母親は、
高校生の頃に妊娠し、高校を中退、
相手には逃げられ、女手一つでこの子を育てて来ましたが、
しっかりした仕事就けず、生活が苦しいため、子供にはほとんど接する事が出来ずに、今に至っています。
どうでしょう。
どの発達課題(◎)まで達成しているでしょうか?
答えは、
何も達成していない。
だとおもいます。
発達課題というのは
いわゆる積み重ねです。
一つを飛ばしていくことは出来ません。
つまり、
大人との1対1の関係
いわゆる親との愛着形成が出来ていないにも関わらず、
小学校での集団生活が出来るわけないのです。
私がこの講義をきいて思ったのは、
今、起きている物事だけで判断してはいけない。
ということです。
この子はその後、
会議室に予備の部屋を設けられ、
この子専用の養護の先生が一日中ついて、
勉強しました。
愛着形成には
触れ合いが大切な要素の一つです。
触れ合うことによって子供は、自分は守られているんだ。
という、安心感を得ます。
3歳頃になると、
"安心の内在化"が起こります。
これは、自分で安心感をコントロールできるようになるということです。
さきほどの男の子は、
3ヶ月後には、自分の椅子にすわり、
みんなと一緒にいただきますできるようになりました。
愛着対象に安心感を見出だし、安心の内在化ができた事になります。
発達課題は、
主に3歳までに重要となってくるものです。
つまり、
先生ではなく、親が大切な役割を担っているのです。
最近は少子化の影響もあり、小さい子供に接することなく親になってしまうことがあります。
それは、例えるならば、
免許もないのに急に車を運転しろ!
と言われているようなものです。
親の子どもに対する知識そして愛情。
これが必要になってくると思います。
発達課題の基礎は親との愛着形成ですからね!
何事も土台が重要ですよ!!
最近はEUROが始まり、寝不足が続いている会長ですが、
皆さん、しっかり睡眠時間は確保しましょうね(^O^)
では
体調に気をつけて、
See you again!