2011/12/20 01:18 | sword-fish のブログ

sword-fish のブログ

ブログの説明を入力します。

しかし、昨日のYUKIちゃんのライブは、魂が震えた。
彼女のアーティストとしての、音楽に向き合う姿や姿勢に涙がとまらなかった。
ライブ最終日、彼女の喉はすでに限界のようにみえた。声が出ていない、かすれている、音程がとれない。

しかし、彼女は小さな身体でステージを駆け巡り、笑顔で、一生懸命歌っていた。プロ意識とかそういうちいさなことではない。
その場に居るものにしか伝わらない、物言わぬ彼女の背中が語る音楽への想い。歌えることの歓び。

限界とはなんだ?
彼女がステージに立つとき、それは常に最高の状態なのだ。

声が出ない、なんていうことはほんとに小さなこと。
声が出なくたって、その姿で人を感動させることが出来るのだ。
ギターの弦が一本切れたって、最高のパフォーマンスは提供できる。魂を揺らすことはできるのだ。
覚悟が違う。素晴らしすぎる生き方。

上手に歌うのではなく、一曲一曲心をこめてうたう。
ステージが始まるとYUKIはいつもこう言っていた。
この日、彼女はいつものそれを口にはしなかった。
しかし、伝わる。
この日、彼女は間違いなく天使であり、人であり、YUKIであり、最高のパフォーマーだった。