最近こちらのチャンネルで終末の警告を見ている。

 

こちらの動画で「7番目のラッパが鳴ると」というところに引っかかった。

7番目のラッパは黙示録の御使が鳴らすラッパであり、

携挙のラッパとは別ものである。

 

以前紹介したことのあるサイトだが、

こちらを参考に振り返りたい。

 

その中から引用する。

患難期携挙説・患難期携挙説は間違っている

 

「終わりのラッパ」は黙示録の「第7のラッパ」ではない

患難期中携挙説・患難期後携挙説の立場

Ⅰコリ15:52 「終わりのラッパ」という言葉を患難期中携挙説、

患難期後携挙説、両方の立場はともに黙示録にでてくるラッパのさばき

(封印のさばきの7番目がラッパのさばき)の第7のラッパ

(「第三のわざわい」とも呼ばれるさばきで、

この中に7つの鉢のさばきが含まれています)だと解釈します。
患難期の中で第7のラッパがいつ鳴るかということは

お互いに同意していませんが。

 

パウロがここで言う終わりのラッパとは

黙示録の第7のラッパであるはずがありません。
「the last trumpet」と定冠詞がついています。
パウロが書いた終わりのラッパとはどういう意味だろうと

その手紙を読んだコリント人たちが議論した時(から)、

ヨハネの黙示録を開いて11章にきて、

「あ、ここに第7のラッパというのがある。これだよ。」とは言えません。
ヨハネの黙示録はこの手紙の約30年後に書かれます。
教会の聖徒たちには(黙示録の)第7のラッパに関する啓示は

未だ与えられていません。
しかしパウロは定冠詞をつけてthe trumpet、the last trumpetと

コリント人たちが既に知識を持っていることを前提に話をしています。

30年後に書かれた「第7のラッパ」が

当時は「終わりのラッパ」とは認識されていないはず。

 

 

イスラエルの7つの祭りについて

パウロはコリントという町には十分長い時間滞在したので

神の教えの全貌を教える余裕があり、その中にはレビ記23章の

イスラエルの7つの祭りについての教えもあったに違いありません。

レビ記23章

モーセはイスラエルが守るべき7つの祭りを時間順に並べています。
これらの祭りが意味していること、象徴していることは

その順番で成就していくので時間順に並べてあります。

 

イスラエルの7つの祭り

2つの区分

春の祭り4つ
春の約50日間に全て連続してやってきます。
①     過越(すぎこし)の祭り 
メシアのにより成就した内容です。
②     種(たね)なしパンの祭り
メシアが罪のない血を流した時に成就しました。
③     初穂(はつほ)の祭り
メシアの復活により成就しました。
④     七週(ななしゅう)の祭り
教会が誕生した時に成就しました。

約4か月間の中間期を経て

秋の祭り3つ
約2週間の間に全部終わります。
⑤     ラッパの祭り
のちほど説明します
⑥     贖罪(しょくざい)の日
患難時代及び患難時代にイスラエルの民が通過する苦難により成就します。
⑦     仮庵(かりいお)の祭り
千年王国或いはメシア的王国の設立により成就します。

メシア(イエスさま)の生涯は

この7つの祭りとの相関関係の中で展開されています。
(2001年フルクテンバウム博士セミナー

『イスラエルの祭りに隠されたイエス・キリスト』(テキスト) 参照)

神のカレンダーはやっぱりあるのだ。

それはイスラエルの祭りと連動している。

 

「終わりのラッパ」の意味

終わりのラッパという言葉でパウロは何を意味したのでしょうか。
ラッパの祭りの日
ユダヤ教のシナゴーグ(会堂)で100回ラッパ(つのぶえ)が吹かれます。

最初の99回はそれぞれ異なる長さで、1短く、2長く、3スタッカート・・・
100回目、吹いている人は息の続く限り長い音を出します。
ユダヤ教ではその長いラッパの音はイスラエルが復活して

メシア的王国に入ることを象徴していると説明します。

パウロはここでその最後の長いラッパの音のモチーフを用いて、

それを教会時代の聖徒たちの復活に適用しています。

 

ここでも携挙がいつ起こるかという説明はありません。

ただ、ラッパの祭りは携挙によって成就されるということを

パウロは教えています。

 

 

携挙のタイミング

ラッパの祭りは贖罪の日の前

贖罪の日は大患難を通過するイスラエルが

最後に民族的救いを経験することを預言、象徴するので、

その前にラッパの祭りがあるということは、

携挙は患難期の前にあるということを示しています。

祭りの順番:ラッパの祭り、そして贖罪の日
成就:まず携挙、それから患難期が来る

という患難期前携挙が正解であり、患難期後携挙は間違っていると言えます。

終わりのラッパは、ラッパの祭りの100回目のラッパである。

神のカレンダーがイスラエルの祭りと連動していることから、

毎年行われるラッパの祭りの最後100回目のラッパの鳴る時のいつか

今年か、来年か、再来年か、そう予想してもおかしくない。

 

今回紹介したこちらのサイトには

携挙後の新しい体がどうなるかについても考察されているので

よかったら読んでみてほしい。

 

早く栄光の体をいただきたいものである。

待っていると待ち遠しい。

 

以前にも書いたが、

 

イスラエルの2024年の祝祭日を見ると、

今年のラッパの祭り=ロシュ・ハシャナは10月3日である。

来年のラッパの祭り=ロシュ・ハシャナは9月23日である。

携挙はそのタイミングで起きるかも?しれない。

 

神のカレンダーがイスラエルの祭りと連動していることから、

毎年行われるラッパの祭りの最後の100回目のラッパの鳴る時かもしれない。