今週の日曜日は「パームサンデー」
キリストがロバの子に乗りエルサレム入場した日に
民衆がナツメヤシの葉を持って祝ったことを記念する日である。
 
メシアと歓迎した民衆はあっという間にころっと意見を変え
「十字架につけろ」と叫び人類史上最も残酷な十字架刑に処した。
 
その後、金曜日の朝9時にキリストは十字架にかけられた。
6時間後の午後3時に息を引き取った。
全地は暗くなり、地震が起こり、
神殿の分厚い垂れ幕が上から下へと真っ二つに引き裂かれた。
神の側から人間の側へと救いの道が開かれたのである。
 
人として生まれたキリストは、人として完全に死んだ。
ローマ兵が槍で突き刺し、血と水が噴き出るのが目撃された。
血液は心臓が止まると分離するのである。
 
金曜日の日没から始まる安息日。
安息日が始まる前に死体を回収するため
完全に死んだのを確認し、亜麻布でくるみ、埋葬した。
墓にはローマ兵が夜通しで見張りをしていた。
 
日曜日の朝早く、キリストは蘇った。
来週の日曜日は「イースター」である。
わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、 そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、 ケパに現れ、次に、十二人に現れたことである。