睡眠を削ると突然死のリスクが上がる!? | 睡眠薬に頼りたくない45才からの快眠術

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夜中に目が覚める。寝ても疲れがとれない。そんな毎日がつらくなってきたら、
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栄養睡眠カウンセラーななみと、アシスタントねるるんが、あなたの健康づくりを応援します。

 

1分で読める睡眠のお話キラキラ

 

今回は「睡眠を削ると突然死のリスクが上がる!?」というお話です。
ぜひ最後までお読みください。

 

 

ななみ先生、徹夜で働いてる人を見たけど、フラフラしていて心配になったるん。

 
ななみ先生のアシスタントねるるん

 

栄養睡眠カウンセラー

ねるるん、それは心配ですね。徹夜をすると、かなり負担がかかるのです。

 

 

睡眠は命の時間

「作業がのってきたから、このまま終わらせたい」

 

「あとちょっとだけ、もう少しやれば完成する」

 

「今は寝なくても大丈夫。あとでまとめて寝ればいい」

 

そんなふうに思って、気づけば朝になっていた。

 

睡眠を削って作業して、こんな経験をされたことがあるかもしれません。

 

 

徹夜して作業しているときって、意外と「大丈夫」と感じるものです。

 

眠いはずなのに、なぜかハイになっている。

 

頭は冴えている気がするし、「寝なくても案外イケるじゃん」と思うことすらありますよ。

 

 

でも、それは脳内麻薬(ドーパミン、アドレナリンなど)が出ているからなんです。

 

一時的に気分が高揚しているだけで、実際には体に大きな負担がかかっています。

 

 

睡眠を削ると、私たちの体の中では何が起こるのでしょう?

 

本来、睡眠中には細胞の修復やホルモンの分泌が行われ、体を正常に保つための大切な作業が進められています。

 

でも、十分な睡眠が取れないと、それらが不完全なままになり、ダメージが蓄積していくのです。

 

 

最初のうちは「ちょっと疲れがとれにくい」くらいで済むかもしれません。

 

でも、これが長く続くと、免疫力の低下、血圧の上昇、動脈硬化、心臓や脳への負担などが積み重なり、ある日突然、大きな問題となって現れることもあります。

 

「若いから大丈夫」「寝なくても平気」と思っているうちに、気づいたときには手遅れだったというケースも少なくありません。

 

徹夜で仕事

 

何をかくそう、私がそうでした。

 

寝ないで働き続けた結果、突然、立つことも座ることも出来なくなりました。

 

自分では全く身体を動かせなくなり、1ヶ月間の寝たきり生活を体験しました。

 

そんな苦しい想いを、あなたにはしてほしくないのです。

 

 

「寝不足になっても、あとで寝だめすればいい」

 

そう思うかもしれませんが、実は削った睡眠は完全には取り戻せません。

 

 

短期間の寝不足なら、一時的に長く眠ることで、ある程度リカバリーはできるかもしれません。

 

しかし、数週間、数カ月、数年単位で蓄積した睡眠不足は、取り返しがつかないダメージとなって体に残ります。

 

 

脳や心、感情のバランスは睡眠不足の影響を受けやすく、うつや不安障害、集中力の低下につながることもあります。

 

「なんだか最近イライラする」「気分が落ち込みやすい」「うまく考えがまとまらない」

 

そんなときは、睡眠が足りているかを振り返ってみてほしいんです。

 

 

睡眠時間には個人差がありますが、健康を維持するために必要な睡眠は、基本的に7~8時間です。

 

これより少ないと、脳も体も正常に機能しなくなっていきます。

 

 

「6時間でも大丈夫」という人もいるかもしれませんが、実はそれは慣れてしまっただけです。

 

睡眠不足の状態に体が適応してしまい、「自分は平気」と思い込んでいるだけで、実際にはパフォーマンスが下がっていることも多いんです。

 

 

仕事が忙しかったり、作業がのってくると、寝ないでこのまま作業したい、できたら終わらせたいという気持ちはよく分かります。

 

「あとちょっとだけ」と思って、仕事をしているうちに、気づいたら朝になっていたという状態もよく分かります。

 

しかし、そうやって睡眠を削ることは、気づかないうちに命を削っているかもしれないということを、心のどこかに置いておいてほしいんです。

 

 

寝なくても「若いから大丈夫」「栄養をとっているから大丈夫」「光があるから大丈夫」「好きなことをやっているから大丈夫」ということはありません。

 

睡眠には、睡眠でしかできない働きがあるのです。

 

睡眠時間を削って頑張ることが当たり前になってしまわないように、自分の体を大切にする選択をしてほしいと思います。

 

 

寝ないで働くのは、すごいことじゃなくて、危ないことだったるん。

 
ななみ先生のアシスタントねるるん

栄養睡眠カウンセラーななみ

日本は寝ないで頑張ると、褒められるという風潮があります。だけど睡眠を削ることは、命を削ることだと覚えておいてください。

 

 

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この記事を書いた人・ななみ

一般社団法人 日本栄養睡眠協会
栄養睡眠カウンセラー