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さて、オラは過去にも何回か、不確実性の高い時代を生き抜くための考え方として、「バックキャスティングが重要だ」ということを、恐れながら申し上げてきました。
あらためて、バックキャスティングとは何ぞやということですが、「これまでの延長線上で考える「フォアキャスティング」のアプローチではなく、現在とは非連続の大胆な「あるべき姿」から逆算して、今すべきことを考える」というアプローチです。
まぁ、だいたいの人は、上の説明に関して、「言っていることはよく分かるけど、実際はどうなの?どうすればいいの?教えてけろ」というような反応を示すことが多いように思います。
確かに小難しい考え方ですが、案外身近なところにバックキャスティングというのは転がっているものです(たとえば、大谷翔平選手の「曼荼羅チャート」など)。
ということで、本題ですが、今回はマンガ「キングダム」におけるバックキャスティングに関して考えてみました。
キングダムというマンガは、とどのつまり、主人公の信(李信将軍)の成長物語で、それを我がことのようにハラハラドキドキ見守るのが楽しいという中高年のビジネスパーソンも多いことと存じます。
さて、物語スタート直後、主人公の信は、下僕という最下層の立場から、「天下の大将軍になる」という目標を立てました。
下僕が大将軍になるというのは、明らかに「現在とは非連続の「あるべき姿」」ですよね。
普通の人であれば、そもそも実現不可能という事で目標として掲げることすらないと思います。
ところが信は、この目標を達成するため、まずは歩兵になり、そして次に「百人将」になるという、比較的手の届きやすい現実的な目標を立てた訳です。
本人(あるいは作者)が意識していたかどうかは別にして、この「大将軍」から逆算して、「下僕からまずは百人将を目指す」というのは、まさにバックキャスティングの考えそのものだと思うのです。
そして、信は下僕→歩兵→百人将→三百人将→千人将→三千人将→四千人将→五千人将→将軍と、天下の大将軍に向けた地歩を固めていくのです。
一見、非現実的で荒唐無稽な目標だとしても、足元の小さい目標・ノルマを達成することを積み重ねて、それを最終的に実現する。
そして、目標(ビジョン・パーパス)を周囲の関係者に宣言・共有することで、巻き込みながら・協力を得ながら目標を達成していく。
なかなか現代人には難しいことを信はやっつけるのですが、あながち「でも、マンガの世界だから…」といって侮ることはできないのではないかと思いますよ。
残された時間が(比較的)短い中高年にとっても示唆に富んでいるのではないかと思います。
それでは。