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卒爾ながら、最近、違和を覚えた言葉に「みなし陽性」というものがあります。


詳細はよく分からないのですが、たぶん、コロナに関して、特定の要件を満たす人は、特段の検査(抗原検査やPCR検査)を受けなくても、陽性と判断するといったことでしょうか。


う~ん、なんだか危険な香りがする言葉ですよね。


要は、「本当は検査をしなければいけないのだが、各種リソースが足りない、あるいは、ただ単に面倒くさいため、検査したことにしておこう」ということですよね。


「テキトー、テキトー」という意図が見え隠れし、現場の士気が大幅に低下することが容易に想像できてしまいます。


このようなまやかしの手法を使うくらいなら、そもそも陽性者の数のチェックなどしなければいいのにと思ってしまいます(もちろん、数値に基づいた分析というのは大事だと思いますが、そもそもコロナの性質が変化しているのに、単純に過去の数字と比較することにどこまで意味があるのかは、正直よく分かりません)。


少し話は逸れますが、今、思い返せば、ちょうど二年程前の段階で、「一刻も早く5類にすべき」と主張していた人がいましたが、その人は先見の明があったのでしょう。


さて、この「みなし(見做し)」というフレーズ、たまに使う局面がありますよね。


たとえば、各種試験においては、「〇〇試験に合格している人は、XX科目は合格しているものとみなす」といったこと。


あるいは、仕事の場でも、「Aが正しいならBも正しいと見做す」というケースもあると思います。


これも極めて危険ですよね。


やっていないのにやったことにしてしまう。


ということで、とくにビジネスの場面で「みなし〇〇」という言葉を使うようになったら、その組織や業務は寿命が近い(あるいは抜本的な改革が必要)と思って差し支えないでしょう。


そうしないと、「皆死(みなし)」になってしまいますよ。


ではまた。


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