最近の論調で多くみられるものに、
「東京一極集中に歯止めを掛けなければならない」
というものがあります。
私はこれに強烈な違和を感じてしまいます。
すなわち、ボーダーレスな現代において、
①ICTの進展により東京と地方の垣根が崩れつつある
②BCPやリスク管理の観点から地方の重要性が増している
ことなどから、東京にヒト・モノ・カネが集まる
インセンティブが今後、徐々に薄れてゆき、
自然体で東京一極集中は解消に向かうと考えます。
「そうはいっても、東京の独り勝ちの状況はしばらく
続きますよ。ビルヂングやマンションはガンガン
建っているし、オリンピックも開催されるアルよ。
ほほほ、ひょっとこめ」
果たしてそうでしょうか?
私は、上記①②のような観点もさることながら、
別の角度からも地方に可能性を感じています。
それはすなわち、人口構成の変化です。
このように申し上げると、たちまち以下のような
反論を受けることが容易に想像できます。
「はぁ?パードン?最新の国立社会保障人口問題研究所の
調査によると、2010年の人口を100とした場合、
2040年の人口の水準は、東京が93.5に対し、秋田64.4、
青森67.9、高知70.2ですよ。東京も減っていますが、
それ以上に地方の惨状には目を覆うばかりです」
「同様に2040年の高齢化率(65歳以上人口比率)は、
東京33.5%に対し、秋田43.8%、青森41.5%、
高知40.9%などとなっていますよ。人口が減る上、
地方はお年寄りだらけになってしまいますよ。それでも
地方が良いとおっしゃるの?頭がくるつてるの?」
がるる。
まぁ、いかにも正論で、
「す、すみませんでしたー」と言いたくなります。
しかし、ギリギリのラインで踏みとどまって、
次回のブログでささやかな反抗を試みても良いですか?
今週の実績です。

それでは良い週末を。

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