昨日発表になった内閣府の
2013年度第3QのGDP(速報値)に関して
違和感を感じた。
と、ここまで書いて毎回手が止まるのは
「違和感を感じる」という文章に「違和感を感じる」
という無限ループに陥るからです。
さておき、その違和感とは、
「結果が市場予測を大きく下回ったにも
かかわらず株価が小幅上昇」
ということです。
考えられるもっともらしい要因は
「エコノミストの予測の精度が低下し
市場関係者はもはやそれを信用していない」
しかし、まぁ、日本を代表する
名うてのエコノミストたちが、雁首揃えて
凡ミスをするとは思えないのですよ。
だとすれば、浮かび上がるもう一つの可能性。
それは「偽造」。
特にGDPはいい加減な統計なので、
速報値→改定値→確定値のように
数値がコロコロ変わるのは日常茶飯事で、
私はこれを「軽微な偽造」と呼んでいます。
今回は、「軽微な偽造」に見せかけた
精巧な「真の偽造」ではないかと感じたのです。
「軽微な偽造」と「真の偽造」の違いは
人為的か否かの違いです。
通常、統計発表主体にとって、
統計を「偽造(真)」するインセンティブは
働きにくいと考えられます。
あえて言うなら、
市場のやれ「ネガティブサプライズだ」
「予想より強かった」といった一喜一憂に
乗じたインサイダーもどきですが、
日本においてこれはないと信じたいですね。
しかし、この消費税増税を控えた
センシティブな状況下では、
日本経済の持続的な成長を目的とした
GDPの「偽造(真)」という可能性も否定できません。
すなわち、
2013年度(特に後半)の数値を弱めにはじき、
消費税増税前の駆け込み需要と、その反動減の影響を
小さくみせようとしているのではないかと。
経済は外交と同じで、
駆け引きが重要だと思います。
統計というのはグレーな部分が大きいので、
そこを上手く利用して
「真の偽造」を「軽微な偽造」に見せかける。
これは、日本経済の凋落を防ぐための
必要悪だと思いますけどね。
穿ち過ぎかな。
それでは。

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