中央道笹子トンネルで崩落事故があり、大きな衝撃を受けています。
え、何の事故?と思ったものの、すぐ出かけてしまったので、帰宅して改めて知って驚きました。
「この日本の道路やトンネルで?」と。
まず最初に頭を過ぎったのは、「まさか補修予算仕分けで?」ということ。
中日本高速道路会社の会見によると、まず第一には救助作業に全力を上げ、早い段階で専門家などによる調査を行いたいということでした。
9月の点検で異常はなかったということですが、会見でも社長が言及していた経年劣化っていきなり事象が表面化するもの。
特に今回の事故のような大きな負荷のかかっているところは。
だから、「無駄のように思える“まだ何も起こっていないけれど、一般的な劣化が見込まれる年数が経った時”に建替えや補強工事をしておくもの」なんですね。
今回の事故がどういう原因によるものなのかは調査の結果を待たないと何とも言えませんが、経年劣化については、現在の日本は大きなプラント(発電所もそうですね、火力原子力問わず)や、戦後復興期~高度成長期に構築された道路・橋など基礎的な社会インフラに補修なり建替え需要があるんです。
最も多く道路などが整備されたのは、戦後の焼け野原から大きく成長するまでの頃で、追加で補修はされているとは言え、一体何回の地震を経ているか(震災のようなものではなく、日常普通に起こる地震ですね)も考えれば、次の世代に必要な基礎インフラをきちんと使える状態で遺していく為に、本当に必要だと思います。
このトンネル事故で、同じ構造のトンネルは、中央道、東名、新東名にもあるそうなので、救助作業が終わったら速やかな原因究明をお願いしたいと思います。
点検自体も、目視のみでハンマーなどを使った点検を行っていなかったということなので(NHKニュース)、点検の不備・不足なども含めて調査してもらいたいです。
迂回路は国道20号およびその他の高速道路ですが、物流にどのくらい影響が出るものなのかなぁというのも心配。
続報を待って、また取り上げるかも知れません。
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