大型の台風15号が那覇沖を北上中です。
今朝の段階で避難されている方が沢山いる他、1万戸で停電、学校の臨時休校、飛行機の欠航など交通機関のマヒ等々、大変な状況になっているようです。
10時現在で東シナ海を北北西へ進んでいるとのこと、九州でも豪雨。
毎年豪雨で大きな被害が出る九州が心配。
どうか皆様お気をつけて。
さて、前回の記事、多くの方に読んで頂いたようですが、自分で読み返してみて文章が分かり難いところや回りくどいところも多くて(それはいつもか・・・^^;)、文章を書くという作業の難しさを改めて感じています。
物事の内容をきちんと把握することはもちろんですけど、それを噛み砕いて文章にするってもっともっと練習が必要ですね。
これからも努力して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
ということで、今日は予算委の質疑を見ながら、ちょっと息抜きです。
一昨日夕方から昨日夜にかけて、日本テレビが毎年恒例の24時間テレビをやってました。
毎年見るんですけど、色々なプログラムの中で今回特に心に残ったものについて。
昨日のパートで、嵐の松本潤さんが被災地の高校の吹奏楽部の指揮をする、というのをやってたんですけど、これにものすごく感動したねこねこです。
これまで色々な音楽を聴いて、震えるような感動を覚えた演奏って何回かあるんですけど、その中でも1,2位を争うくらいの音。
音に乗せた生徒さんたちの色々な思いが本当に伝わる演奏で、演奏する側と指揮者の信頼関係がものすごく強いことが、タクトの最初の一振りですぐ分かるようなものでした。
そこまでのエピソードも番組の中で色々紹介されたようなんですけど、時間の都合で細切れにざっくりとしか見ることができなかったので、再放送とかあったら嬉しいなぁ。
自分も何年間か市の交響楽団に参加させて頂いていた時期がありますが、指揮者の方って技術の高さももちろん競うのですけど、最終的に演奏者が指揮を通じて感じるのって、その人の人格というか人柄なんですよねぇ。
それが音になり楽曲として聴く者に伝わってくる。
所属していた交響楽団で一度ずーっと指導と指揮をして下さっていた方が交代したことがあって、音がまとまるまで暫く時間がかかったこともありました。
でも、昨日見たような、指揮者と演奏者があんな風に真剣に向き合うようなことって、当時経験したことなかったなぁと。
職業としてやっている交響楽団は、公演で色んな方が指揮するので、プロとして常に真剣勝負ではあると思うので、また違うのでしょうけど。
松本潤さんとあの吹奏楽部の生徒さんたちが残した音って、恐らくずーっと色褪せないと思う。
世界には色んな名演奏があって、時代を経ても色褪せないことが名演奏のひとつの要素だと思うので、昨晩のあの演奏は間違いなく名演奏だったと言えるんじゃないでしょうか。
被災当時のネガティブな感情を昇華し、前へ進むことを具体的に、また勇気を持って見事に表現された演奏だったと思います。
24時間テレビについては、色々な批判もあるようですけど、素晴らしい演奏を聞かせて下さった生徒さんたち、指揮者の方、番組のプログラムとして放送を実現した多くの関係者の方々に心からの敬意を表したい。
ありがとうございました。そして、これからも復興に向けて一緒に前へ進みましょう。