もうすぐゴールデンウィークの時節
(GWには昔から縁はないのでどうでもいいけど)
庭木が生い茂ってきて
布団干しなどの
邪魔になりそうだったので
柿の木とミカンの木の
剪定をしてました
ふと、ミカンの葉の匂いがして
茶葉にしたらおいしそうと
思ってしまったので
試作してみました
実際には、ミカンの葉自体には発酵能力がないようなので、柿の葉を混ぜることによって作ったブレンドティーです。
みかん+かきの茶ってことで、
みかきん茶と適当に呼んでいます
ガチャ未課金者とかけてます(照)
<結果と感想>
柿の若葉とミカンの若葉で
お茶ができました(紅茶?烏龍茶?)
蒸す工程をしなかったので
わりと楽に作れました
フルーツティーと緑茶の
中間?くらいと言えばいいのか
味の表現が難しいですが
意外と飲みやすかったです
両葉の味がでている気がします
カテゴライズするなら、コンビニのジャスミンティーが近い気がしますが、あんなに激しい味ではなく、全然違う味です
▼お湯出しの色。ほうじ茶色で普通ですね
柿の葉にはタンニンが多く含まれているようなので、多飲しないよう注意が必要ですね。程々に飲む分には、色々効能はありそうです。
ただ、残念ながら
みかんの葉が小さくて
採取量がとても少ないせいで
自宅での大量生産は難しそうです
<材料>
・ミカンの若葉(手にべたつく感じの葉)
・柿の若葉(同じく手にべたつく感じの葉)
量・配分はお好みで
ミカンが多いと味が華やかになるかもしれません
カキは柿の葉寿司のあの香りです
<手順>
①葉を丁寧に摘む
虫などに注意して、綺麗なとこを摘む
※木から直接とる場合は特に注意してください
私は枝の剪定と合わせてやったので
高所で採取せず気楽でした
②葉を少し乾燥させる
葉をザルなどに入れて
軽く水で洗う
柿の葉を2cm画くらいに
適当にちぎっておく
新聞紙などの敷物を
風通しのよい場所に敷いて
陰干しで水分を減らす
私は少量の葉でやってたので
ザルをひっくり返して風よけにして
3時間程度だけやりました
通常は1日程度干した方が良さげ
③手で揉む
手先であまり力を入れずに揉んで
粘り気が全体的に出るまで揉む
今回の葉は小さいし種類も異なるので
10分位で若干手にくっつく程度になり止めた
④発酵させる
ジップロックなどに入れて密封して
室内常温で1日以上寝かせる
※直射日光や気温が極端な場所は控える
私は、柿の葉の発酵力を疑ってたので
2日ほど寝かせてました
⑤煎る
オーブンやフライパンで熱を入れ
発酵止めをする
焦げないように注意
ついでに水分も飛ばす
よく見る黒緑系の茶げた色になる、はず
私はフライパンで弱火にかけて振って
たまに火を止めるなどで注意しながらやりました
▼煎った後。ほぼ完成品
⑥仕上げの乾燥
風通しのよい場所で
熱と水分を飛ばす
今回は少量なので2時間くらいにした
⑦容器にしまう
茶筒に入れるのが楽
カビに注意とのこと
<試作過程・参考にしたもの>
どうやら「ミカンの葉」から作るお茶は
まだ発展途上のようで
皮をつかったお茶のレシピがほとんど
愛媛大学で製品化したとの話が
昨年、日本農業新聞に取り上げられていたようです
この内容から、ミカンの葉には発酵能力がないことを知る
こちらの記事(簡単手作り紅茶!生の茶葉から手もみで紅茶をつくってみた!)
から、紅茶の製法を参考にしました。
普通の緑茶は茶葉を蒸すので面倒そうだったので…