創作◆なにげない、ある日のワンシーン② with 中西京介★《ダーリンは芸能人》二次創 | 二次元のカレに逃避中♪

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主に、SNSアプリの乙女ゲームについてのレポ、および携帯恋愛ゲーム《ダーリンは芸能人》(LoveDuetを除く)をベースとした妄想2次小説を書いてます。※PC推奨です
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いや、ホント、大まかなプロットは出来てるのに義人くんルートの話が続かない…orz

そんな状況で出来た非常に非常に短いお話です

本ページに於いて㈱ボルテージ《ダーリンは芸能人》の画像を使用しております。

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なにげない、ある日のワン・シーン②

〜 カモミール 〜

 with 中西京介



《ダーリンは芸能人》二次創作短編





お風呂から出てきた時、キッチンからはお湯を沸かしている音が聞こえた。


ふと見ると、いつもの場所にヨガマットが既に敷いてある。


毎日のルーティンでお風呂上がりにはそこで柔軟体操をしてるから、彼が前もって敷いてくれたのだ。


いつもしているように一通りのストレッチをしていると、微かにカモミールの香りが漂ってきた。


かと思うと、グラスと氷がぶつかる音が涼やかに聞こえてくる。



「ハーブティー、淹れといたよ」


「ありがとー」


「じゃ、オレは先に寝るね」


「うん。 おやすみー」



寝室に入る京介くんを見送り、柔軟体操を再開する。


息を吐きながら背を伸ばしたり。


息を吸いながら身体を丸めたり。


そうやって全てのストレッチを終えて、呼吸を整える。


テーブルにいくと、冷たいハーブティーが注がれたグラスが置かれていた。


少し結露し始めたグラスに口を付け、彼が淹れてくれた薄い琥珀色の液体で喉を潤す。



「美味しい…」



ハーブティーそのものも美味しいんだけど、京介くんが淹れてくれたってことで美味しさが倍増する気がする。


…ってあまりにも現金かな?


一息をついて何気なく外を見た。


27階の窓から見える都会の夜空は、今日も静かだ。



〜 end 〜