【レポ】2人だけの桜デートwith京介*step3 《ダーリンは芸能人forGREEイベ》 | 二次元のカレに逃避中♪

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主に、SNSアプリの乙女ゲームについてのレポ、および携帯恋愛ゲーム《ダーリンは芸能人》(LoveDuetを除く)をベースとした妄想2次小説を書いてます。※PC推奨です
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今年4月に行われたイベント 【2人だけの桜デート桜】 のレポです。

書きかけの妄想小説は山ほどあるんですけど、全て途中でネタ切れを起こしてしまって。ショック!

ってことで、レポを載せるすることにします。にひひ

思いっきりネタバレなので、ご注意ください。べーっだ!

選択肢は私が選択したものを掲載しています。









【2人だけの桜デートwith京介 step3



明日は待ちに待ったお花見--。

私は、今日一日の仕事を終えてマンションに帰ってきた。

エレベータのボタンを押しながら、翔くんからもらったチラシを取り出す。


主人公

「何度見ても、キレイな桜だな……」


チラシを眺めすぎて、角がボロボロになってしまっている。


??

「そんなにお花見、行きたいの?」


不意に耳元で吐息がかかり、甘い香りがした。


主人公

「うわっ!」


びっくりして振り返ると、京介くんの顔がすぐ目の前にある。


(…心臓、飛び出すかと思った…)


私は思わず体をひいて、京介くんと距離を取る。


主人公

「い、今、帰り?」


京介くんは笑いを押し殺したようにフッと声をもらした。


京介

「予想以上に、面白い反応してくれるよね? ○○ちゃんって」


主人公

「だ、だって、こんなに近い距離で…」


(京介くんの顔見たから…なんて言えないよ)


京介

「近い距離で、なに?」


そう言って京介くんは、壁際の私に覆いかぶさるよう、手をついた。


主人公

「きょ、京介くん!」

(わ!そんな…)


京介

「後ろ」


主人公

「え?」


振り向くと、エレベーターが到着して京介くんが『開』のボタンを押してくれていたのだった。


(な、なんだ…てっきりキスされるのかと……)


京介

「キス、されるかと思った?」


主人公

「別にっ…」

(…完全に、読まれてるかも…)


私は京介くんの横をすり抜けると急いでエレベーターの中に乗った。

京介くんは、そんな私を見て可笑しそうに笑っている。


(もう…私、完全におもちゃにされている…?)


と、京介くんは急にパッと、私の手からチラシを取り上げた。


主人公

「あ…」


京介

「……ふーん」


チラシをちらりと一瞥すると、京介くんはポイッと私の手の中に投げて寄こす。


(…お花見、本当に興味ないみたい…まさか行かないなんてことないよね…)


私は急に不安になって、つい言葉に出していた。


主人公

「あの…京介くん……」

「明日、京介くんもお花見行くよね?」


京介

「ん?」


主人公

「だから、お花見…」


京介

「…花見なら、行かないよ」


主人公

「え?…今、なんて?」


京介

「行かないって言ったの」


主人公

「行かないの…?」


京介

「だって、何が楽しいの?皆、実際、花なんか見てないで酒飲んで騒ぐだけでしょ?」


主人公

「…そんなことないよ、桜見て、きれいだなーって…」


京介

「そんなの口実だって。俺、ああいうの好きじゃない」


(そんな…なんか…自分のこと好きじゃないって言われたみたい…)


京介

「って、まだボタン押してないじゃん」


そう言いながら京介くんは、2階と27階のボタンを押す。


京介

「なーに、そんな顔してんの」


京介くんは、私の頬を優しくつねった。


主人公

「イタッ!……」

(…キレイな満開の桜のなかで…京介くんといるトコ想像してたのに)


と、そこで携帯が鳴った。

表示を見ると、翔くんからだ。


主人公

「もしもし…?翔くん…?」


エレベーターが2階で止まると、通話しながら私は降りる。

気付くと後ろから、京介くんも続いて降りる気配がした。


(な、なんで降りてくるの?京介くんの部屋は27階なのに…)


『○○ちゃん、聞いてる?』


携帯の向こうで、翔くんが言う。


主人公

「あ、ゴメン!聞いてる。それで?」


話す私の真横に、京介くんがピタリと体を寄せて立っている。


(すごく、話しにくいんですけど…)


主人公

「うん、うん。わかった。じゃあね」


電話が終わり、携帯を切った。


主人公

「あの…京介くん?」


京介

「なに?」


主人公

「なんで、そんなに近くにいるのかと…」


京介

「俺に聞かれちゃ、マズイ話しなワケ?」


(…あ、機嫌悪い…?)


主人公

「そんなことないよ……」


京介

「電話するほど、仲いいんだ?」


主人公

「えっ?」


京介

「翔と…電話するほど仲いいんだって聞いたの」


主人公

「仲って、そんなんじゃ…」

(…なんか京介くん、怒ってる…?)


主人公

「あのね、明日のお花見に、お弁当作ってほしいって頼まれたの」


そう言うと、京介くんの顔はますます不機嫌になった。


京介

「作るの?」


(…う、言いづらいけど…約束しちゃったし…)


コクンと私は頷く。

京介くんは、一瞬、寂しそうな顔を見せたあと、突然大きな声で言った。


京介

「あー、腹減った!ねぇ、○○ちゃん、俺にも何か作って?」


そう言って、京介くんは顔を覗き込んでくる。


主人公

「…ええっ?」

(…な、なに?機嫌が悪いかと思えば、突然…)


京介

「お弁当作りを手伝うのが、報酬ってことで。ね?」


主人公

「……う、うん」

(…京介くんの行動って、よくわからない)


京介

「だって…さっきの、ちょっと妬けちゃったし」


目を合わせないで、京介くんはボソッと言う。


主人公

「え?」


京介

「なーんて。さ、買い出しでしょ?行こう?」


(…もしかしてヤキモチ妬いてくれたの?…って、恥ずかしくて聞けるわけないけど…)


心なしか私の手を引く京介くんのてが熱いように感じた。



~to be continued~



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