西城秀樹さんが亡くなった時ショックでした


それは2回目の脳梗塞から亡くなるまでの

ドキュメンタリーが流れたから


私が幼稚園児の時から高校生になるまで

すごい人気だったし、小学生までは秀樹さんが好きだったし、歌もよく歌った



栄光の中にいた人が突然病に襲われ

脳の病気だから、どんどん違う人のようになっていく


それが父と重なる

父は家族を黙って必死で守った

厳格な昭和の人だった

それが脳梗塞でどんどん人が変わる

私はその父を置いて上京した

妹は結婚して、身重になって、老いた両親を支えながら、育児、仕事、とめちゃくちゃに頑張った


父の晩年を憂う私を妹は、

何にもしてないから、そう感じるんだろうけど、

自分達は出来るだけのことはしたし、

介護施設もケアマネジャーさんも、良くしてくれた


でも、病気になったことの苦しみは本人が耐えるしかない


妹は、もう結構、ボケてたし、子供も自立してたし、あんまり何にも考えてなかったんじゃないか、というけど


私は違うと思う

記憶ができなくなって忘れやすくなっても、

感情や物を考える力は残っていたと思う


私は東京で結婚するつもりが、

仕事を続けることが大変だった

転職した会社で陰湿ないじめもあったり

辞めさせようと、いじめがあった

私もココを辞めたら生活できないと必死だったけど、

今なら、辞めて派遣とバイトでストレスを溜めない働き方もあったんじゃないかと思う

あの頃は、派遣を軽視してたから、、、


とにかく自分のことで精一杯だった

父と暮らしたいと思ったけど、実際、東京に呼び寄せる生活力はないし、神戸に戻って、派遣すらあるとは思えなかった。


西城秀樹さんの映像を見ると

若い頃の映像は、家族で過ごした幼少期を思い出し

脳梗塞になった後の映像は、父を思い出す


とにかく、ノスタルジックに浸る、あるいは胸を掻き立てられ、ザワザワする。