障がい者の自立と社会参加の支援を目的としたお菓子やパンを作って売る会社だってあるのに。


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週7日労働、報酬なし 経営者側「菓子は提供した」 牧場虐待訴訟

 北海道恵庭市の遠藤牧場で数十年間、劣悪な環境で虐待されていたなどとして、知的障害のある60代の男性3人=いずれも道内在住=が、牧場経営者と市に計約9400万円の損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が12日、札幌地裁(布施雄士裁判長)であった。牧場経営者の元市議会議長・遠藤昭雄氏(2020年2月に死去)の妻(85)と息子(57)が、訴訟で初めて自身の主張を具体的に記した書面を提出した。

 書面は裁判所の質問状に回答する形で提出された。息子は回答書で「縁あって行くあてもない彼らを愛情を持って面倒を見てきた。反省しなければいけないところは真摯(しんし)に反省したい」と述べた。


 労働環境や報酬についても回答した。「作業を行ったことの対価・報酬を与えることがあったか」との質問には「報酬としてはないが、お菓子やジュースを提供した」と回答。「原告らが週に何日、何時間作業を行っていたのか」には「週7日、午前5時~午後7時ごろ」と回答した。

 原告弁護団の中島哲弁護士は「健常者には許されない対応が、障害者には正当化されるという前提で回答している。強い憤りを感じる」と話した。


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なんでそんなことするのか理解できない。



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受験生らが願掛けする巨石「使用不能」に 関東の大学生6人に罰金刑

 高知市の山中にあり、崖っぷちでゴトゴト揺れるのに決して落ちないことから「受験生の聖地」と呼ばれた巨石を動かなくしたとして、関東の大学生6人が今年に入り、高知簡裁から器物損壊罪で罰金刑をうけた。

 器物損壊罪の罰金は30万円が上限で告訴が必要だが、石を大切にしてきた住民らが署名を集めるなどして、刑事告訴につなげた。

 関係者によると、石は重さ6トンと推定され、地元では「ゴトゴト石」と呼ばれてきた。

 大学生は男5人、女1人で、「絶対に落ちない石を、俺たちで落としてやろう」と2022年11月26日朝にレンタカーで東京を出発した。


 26日夜に現地に着いて石を揺らしたが落ちないため、愛媛県内の商業施設で荷絞めベルトやハンマーを購入。

 しかし、それらの道具を使っても石は落ちず、さらには石の向きが変わって動かせなくなった。

 27日朝に高知市内の車用品販売店でジャッキを買って山中に戻ったが、石を動かそうとするうちジャッキが壊れた。

 27日夕まで20時間近く現場周辺にいて、「くたくたになって、道具を放置したまま帰った」という。

 石は過疎が進む高知市土佐山地区の観光名所となっており、小中学生の学習教材にもなっていた。

 住民たちは告訴を支持する500人分の署名を集め、石のある山林を所有する神社が23年6月に高知東警察署に刑事告訴。高知地検は23年末に、「観光資源となっていた巨石を固定させて使用不能にした」として6人を器物損壊罪で略式起訴していた。

https://www.city.kochi.kochi.jp/site/kanko/gotogotoishi.html