今年見収めの映画は『マン・オン・ザ・ムーン』です。

1999年の公開作品で実在したアメリカのコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画です。
監督はミロス・フォアマン(カッコーの巣の上で。他)で、主演はジム・キャリーです。
製作スタッフには当時アンディと交流のあった人物も複数携わっており、
実際に本人役で登場する方もいたりします。
まず、アンディ・カウフマンとは誰なのか?って所から始めましょう
アンディは1949年1月17日ニューヨーク市に生まれ中流階級のユダヤ人一家に育ちます。
1971年に学校を卒業すると東海岸の小さなクラブスタンドアップコメディの演技を始めます。
彼の笑いのセンスは独創的で、一貫して周りを巻き込み、混乱させるスタイルをとり続け
彼に対して面白く思わない人間も少なからずいましたが、テレビショウなどで絶大な人気を得ました
しかし、彼は珍しい形の肺がんに侵され35歳の若さで生涯の幕を閉じます。
本作は現在活躍するトップコメディアン達からも大きなリスペクトを受ける
彼の悪戯心満載で不思議(理解しづらい)な半生をつづった物語です。
まず、この映画は始まって3分経たずに一度終わります。
モノクロの画面にアンディ(ジム)が登場して観客に帰るように促します。
そしてエンドロール♪(名犬ラッシーのフィナーレの曲の様です)
一度、画面が暗くなりしばらくすると左側からアンディがひょっこりと顔を出し
「まだいたんだ」って言います。
つづいて「僕を理解したくない人は 帰っていい」と、言います。
これだけ聞くとなんだかイラッっとくる方もいらっしゃるかもしれませんが
正直、これがこの映画そしてアンディ・カウフマンのすべてです。
僕の事を好きだったら付き合って欲しい、君の気を引く為にイタズラするんだって事です。
ちっちゃい子ですね、好意を持って見守ればとてもかわいい存在です。
もちろんそれはもろ刃の剣で時に誰かを傷つけるし、特に身内には悪魔の様にもなります
ただそこには純粋に楽しい事を求めているだけなんです。
彼は小さいバーでスタンドアップコメディーを始めます、ですが彼のシュールな世界は
なかなか理解されません、クビにされ店を転々とします。
たまたま見に来ていたジョージ・シャピロは敏腕マネージャーとして
業界に顔のきく人間で、このネタを見た彼はアンディに声を掛けます。
この出会いが無ければアンディは世に出なかったかもしれません。
二人が出会った夜にディナーの席でアンディはシャピロに夢を話します
「カーネギーホールでやりたいんだ」
その後シャピロの売り込みによりアンディのテレビ出演が決まりますが
彼は出演に乗り気ではありません、勿論契約の話を持ってきたシャピロは
気が気ではありません、何とかアンディを説得し条件付きでOKさせますが。。。
実はこれアンディの交渉術です、確かにお決まりのテレビショウにはウンザリしていましたが
テレビに出たくない訳ではなかったのです。
結局、テレビ局に条件を呑ませシーズンモノに出演が決定します。
しかし彼は誰にもコントロールする事は出来ません、次から次へと問題を起こしていきます。
仕事先での公演ライブでは一切のネタをやらず『グレート・ギャッツビー』を
まるまる一冊朗読するという暴挙(笑)に出たりします。
やがて女性相手のプロレス大会に身を投じていきます
そこで出会った女性と同棲をするようにもなったりするのですが
女性差別や、南部の差別をしてみたりとまたまた問題行動を連発
本人はヒールを演じているつもりなのですが、オーディエンスは本当に怒ってしまいます
等のアンディもそのリアリティを求め、観客を騙す事の楽しさを味わっている始末。
まともに営業もせず、テレビショウもこなせないアンディは契約を切られてしまいます。
更にアンディには気付かぬ所で病魔が彼の体を蝕んでいきます。
彼が病気だと告白した時に誰も最初は信じてくれません
今までアンディに何度となく騙され続けてきた人です、確かに鵜呑みに出来るはずもありません
アンディは『狼少年』化してしまっていたのです。
最後に大勢の人前でショウをした場所はカーネギーホールでした
最高にハッピーなショウを繰り広げエンディングには「ミルク&クッキー」のおまけ付きです
アンディの病状は悪化の一途を辿り、藁をも掴む思いで行った奇跡を起こすと言われる
フィリピンの診療所も実は。。。とんでもない皮肉を目の当たりにしたアンディは
笑いながらこの世を去ります。
ラストの葬式のシーンはやっぱり泣いてしまいますね。。。
生前用意されたと思われるアンディが歌う「フレンドリーワールド」のフィルムを
参列者が眺めみんなで合唱するというシーンです。
この映画はナイーブな人だったりいたずらっ子には必ず観て欲しい作品ですね。
あれだけ図々しくもじゃれることが出来るのはやっぱり『愛』があるからなのだと思います。
10年ぶりに、しかも同じ日にこの作品を観れた事を嬉しく思います。
最後に本物のアンディ・カウフマンでお別れです
もっと好きな動画があったのですが埋め込みコードが無く残念です。。。
お別れと言いつつ今作のサントラを担当したR.E.M.はフェイバリットなバンドなので一曲。
大好きな大好きなR.E.M.です!!!
これでほんとにお終い。
来年が良い年でありますように。

1999年の公開作品で実在したアメリカのコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画です。
監督はミロス・フォアマン(カッコーの巣の上で。他)で、主演はジム・キャリーです。
製作スタッフには当時アンディと交流のあった人物も複数携わっており、
実際に本人役で登場する方もいたりします。
まず、アンディ・カウフマンとは誰なのか?って所から始めましょう
アンディは1949年1月17日ニューヨーク市に生まれ中流階級のユダヤ人一家に育ちます。
1971年に学校を卒業すると東海岸の小さなクラブスタンドアップコメディの演技を始めます。
彼の笑いのセンスは独創的で、一貫して周りを巻き込み、混乱させるスタイルをとり続け
彼に対して面白く思わない人間も少なからずいましたが、テレビショウなどで絶大な人気を得ました
しかし、彼は珍しい形の肺がんに侵され35歳の若さで生涯の幕を閉じます。
本作は現在活躍するトップコメディアン達からも大きなリスペクトを受ける
彼の悪戯心満載で不思議(理解しづらい)な半生をつづった物語です。
まず、この映画は始まって3分経たずに一度終わります。
モノクロの画面にアンディ(ジム)が登場して観客に帰るように促します。
そしてエンドロール♪(名犬ラッシーのフィナーレの曲の様です)
一度、画面が暗くなりしばらくすると左側からアンディがひょっこりと顔を出し
「まだいたんだ」って言います。
つづいて「僕を理解したくない人は 帰っていい」と、言います。
これだけ聞くとなんだかイラッっとくる方もいらっしゃるかもしれませんが
正直、これがこの映画そしてアンディ・カウフマンのすべてです。
僕の事を好きだったら付き合って欲しい、君の気を引く為にイタズラするんだって事です。
ちっちゃい子ですね、好意を持って見守ればとてもかわいい存在です。
もちろんそれはもろ刃の剣で時に誰かを傷つけるし、特に身内には悪魔の様にもなります
ただそこには純粋に楽しい事を求めているだけなんです。
彼は小さいバーでスタンドアップコメディーを始めます、ですが彼のシュールな世界は
なかなか理解されません、クビにされ店を転々とします。
たまたま見に来ていたジョージ・シャピロは敏腕マネージャーとして
業界に顔のきく人間で、このネタを見た彼はアンディに声を掛けます。
この出会いが無ければアンディは世に出なかったかもしれません。
二人が出会った夜にディナーの席でアンディはシャピロに夢を話します
「カーネギーホールでやりたいんだ」
その後シャピロの売り込みによりアンディのテレビ出演が決まりますが
彼は出演に乗り気ではありません、勿論契約の話を持ってきたシャピロは
気が気ではありません、何とかアンディを説得し条件付きでOKさせますが。。。
実はこれアンディの交渉術です、確かにお決まりのテレビショウにはウンザリしていましたが
テレビに出たくない訳ではなかったのです。
結局、テレビ局に条件を呑ませシーズンモノに出演が決定します。
しかし彼は誰にもコントロールする事は出来ません、次から次へと問題を起こしていきます。
仕事先での公演ライブでは一切のネタをやらず『グレート・ギャッツビー』を
まるまる一冊朗読するという暴挙(笑)に出たりします。
やがて女性相手のプロレス大会に身を投じていきます
そこで出会った女性と同棲をするようにもなったりするのですが
女性差別や、南部の差別をしてみたりとまたまた問題行動を連発
本人はヒールを演じているつもりなのですが、オーディエンスは本当に怒ってしまいます
等のアンディもそのリアリティを求め、観客を騙す事の楽しさを味わっている始末。
まともに営業もせず、テレビショウもこなせないアンディは契約を切られてしまいます。
更にアンディには気付かぬ所で病魔が彼の体を蝕んでいきます。
彼が病気だと告白した時に誰も最初は信じてくれません
今までアンディに何度となく騙され続けてきた人です、確かに鵜呑みに出来るはずもありません
アンディは『狼少年』化してしまっていたのです。
最後に大勢の人前でショウをした場所はカーネギーホールでした
最高にハッピーなショウを繰り広げエンディングには「ミルク&クッキー」のおまけ付きです
アンディの病状は悪化の一途を辿り、藁をも掴む思いで行った奇跡を起こすと言われる
フィリピンの診療所も実は。。。とんでもない皮肉を目の当たりにしたアンディは
笑いながらこの世を去ります。
ラストの葬式のシーンはやっぱり泣いてしまいますね。。。
生前用意されたと思われるアンディが歌う「フレンドリーワールド」のフィルムを
参列者が眺めみんなで合唱するというシーンです。
この映画はナイーブな人だったりいたずらっ子には必ず観て欲しい作品ですね。
あれだけ図々しくもじゃれることが出来るのはやっぱり『愛』があるからなのだと思います。
10年ぶりに、しかも同じ日にこの作品を観れた事を嬉しく思います。
最後に本物のアンディ・カウフマンでお別れです
もっと好きな動画があったのですが埋め込みコードが無く残念です。。。
お別れと言いつつ今作のサントラを担当したR.E.M.はフェイバリットなバンドなので一曲。
大好きな大好きなR.E.M.です!!!
これでほんとにお終い。
来年が良い年でありますように。