他にも読みたい、そして読むべき本があるにもかかわらず

「ノルウェイの森」を読み返してしまいました。

最初に読んだのが18~19歳の頃でしたでしょうか、とにかく予備校に通っている頃でした。

勉強なんかしないで村上春樹の作品を読み漁っていました、馬場のマックの三階(喫煙コーナー)で

ずぅうぅ~っと飽きるまで読んでました。

読み直した感想は「あぁこんなだったかぁ」ってだけで、

やはり10代の感性とはかけ離れてしまった事を実感しました。

勿論、何度か読んでいる作品であるというのもあるんですが、

やはり変わってしまったことは否めません。

あの頃の様な強い力で揺さぶられるような何かはもう存在していない事を確信しました。

近年の村上作品も素晴らしいと思うのですが、デタッチメントに重きを置いていた時代の作品ほうが

なんだか惹かれた気がします。あの魅力は感覚として今でも残っていますが、語彙力に乏しい為

上手く説明は出来ません。ただ読み終わった後に自分にぽっかりと穴が開く感覚があったのは

覚えています。

物語は森みたいなもので読み進んめれば、進むほど深くなっていきます。こっちの世界に帰って

こなくてはいけないので目印を置いていかなければならないのですが、それは個人差こそあれ

一定の年齢まではひどく繊細なもので、深い森から抜け出すまでに変化したり、損なわれてしまう

事があるのだと思います。


村上春樹作品は現在読んでも流れが素晴らしいと思うし、とても考え付かないような

素敵な表現がちりばめられています。

正直、集中力の無い自分がこれだけすらすら読める文体というのはやっぱり特別だと思います。

「ノルウェイの森」に戻ります。題名のはずだけどちょこっとだけ・・・

     緑:たまらないですね!妄想クイーンの称号あげます。この物語の「救い」とか「希望」を

       担っている気がします。ちょっと変わってるけどかわいい。大好きです。

ワタナベくん:緑を褒める時の表現が凄いです。女の子によっちゃ首をかしげそう・・・

       でも、それが分からない女の子なんてどうでもいいか!って思えちゃう。

       そこらへんの変な・・・いやセンスのある、素敵だと思っちゃう表現が出来ちゃうのは

       流石!村上さんだなぁっていっつも感心しちゃうところです。

             色々あるけど内容は触れず。

その他

村上さんの短編に「ファミリーアフェア」ってのがあって、短編ではそれが一番のお気に入りです。

また短編出して欲しいなぁ、短編の魅力もまた格別ですから。

なんか、疲れてる上に眠い為にかなり徒然なるままにって感じになってしまった・・・