女性が良い男性の所に嫁ぐことを「玉の輿に乗る」と言いますが、微妙な感じがします。
玉の輿がすべて悪いとはいいませんが、どうも自分は「古い考えの語」に映るんですよね。
それは決して近年から流行り出した「女性の権利を認める流れ」や「女性の社会進出」を考えるに「玉の輿が古い」と言いたいわけではありません。場合と状況に依りますが、そうでない限りは「玉の輿は古い考えではないか」と思うんです。
まず、玉の輿に乗る、という事は悪くは無いです。古い、と言っているだけです。そして古い考えは悪いという意味でもありません。古くたって良いものはあります。例えば伝統とか古来から受け継ぐものなどは貴重だし大切です。ただ、自分が今の時代、玉の輿に乗って「幸せ」と言える女性はどれだけいるのでしょうか、と思うと「古い考えではないのか」と思ったわけです。
良い面を先に言いましょうか。まず、良い男性というのは比較的世間で言われる「好条件」又は「良い環境」の事を指します。経済的に豊かな家柄か個人的に資産を多めに持っている。もしくは給料の良いor稼ぎの良い職に就いている。又は自身で起業などをされ会社などを運営して高収入な存在である、などを言います。そして性格の良さもありますね。また見た目や姿なども良い。頭も良ければ尚よい。そういったものなどを持っている男性を総じて「良い男性」とし、そこへ嫁ぐのが誉とされる。玉の輿に乗ったという事になります。
確かにまず何と言っても「稼ぎ」の問題は重要です。如何に「愛だ」といっても貧乏では困る。お金も無いと生活が貧しくなる。暮らしてゆけないわけです。だから当然「高収入の人と結婚」と言うのは、結婚ありきな事項であると言えます。その他の要素もそうでして、如何にお金持ちでも性格が悪いでは話にならない。また姿も同様で例えですが、料理は見た目も味のうち、と申します。如何に美味しくても盛り付けなどが雑では味も下がるというものです。それと同様、見た目も大事だったりします。
実際問題としては全部要素が揃った人と結婚、と言うのは中々難しいわけですが、それに近い状況や相手であればまあ「玉の輿に乗った」とは言えるのでしょう。
ですが、結婚生活をすればわかりますが、決して良いとは言えない面もあります。特に女性は世間での地位の低さと状況のための不利が生じ、苦労する度合いが大きいです。ここからデメリットを述べます。
例えば共働きをしていたとします。女性も結婚する前から社会でバリバリ働く能力のある方で、結婚してもその状態を続けて良いよ、ということで暮らしていたとします。
ですが、時間が経って妊娠したとします。するとそのせいで「退職せねばならないこと」もあるわけです。今は「休職」とか「妊娠・出産した女性への気遣い」という事をしてくれる会社も増えましたが、全ての会社がそうだとは言えない。だから如何に能力があって会社でも有能であっても「女性と言う立場上、障壁が発生する」ということです。
妊娠中の大変さは勿論、出産するとこれもまた大変なんです。先般芸能人で出産ラッシュが続いてそれに対し、色々発信している方の内容を知れば「世間ではあまり知られていない大変さ」を知ることができます。そして子育て、家事、その他と本当に大変なのが女性です。だから、玉の輿に乗ってれば「安泰」もしくは「幸せ」といえるか、と言うのがそこです。
こういう事を言うと「じゃあ、結婚しない方が良いって言いたいわけ?」と言われそうですが、それでもない。結婚しても子供を作らない・作れないという夫婦もいます。人や家族それぞれに形はあるので一口に「あれが良い・悪い」とは言えません。ただ、玉の輿と言う名称で考えると「どうなのか」が今回のテーマです。
世間では「玉の輿に乗ることが女性の理想の形であって=幸せなんだ」と言う風潮が強い・在るということです。そこを疑問視しただけです。また多くの人が結婚した女性に対して「玉の輿に乗れておめでとう」とか言いますが、これもある種無意識での「罪」な気がします。普通に「結婚おめでとう」で良いじゃないかと思うのですがね。
先の述べたように実際結婚をして様々な苦労をすると、これが自分が仮に女性だとしたら「玉の輿ってそんなに良かったのかな」と思うと思います。そして自分はなんで細かく知っているかと言うと「妻を見て理解した」からです。実際に結婚をして経過を見たから「わかっている」んです。
ちなみに妻は「あなたと結婚したのが間違いだった」とか「不幸になった」とは一切言いません。聞いたことは無い。だけど、じゃあ「幸せ?」と言えば「うん」とは言わないでしょう。
そこで考えると「玉の輿なんて夢の世界」か「ただの名称」と言えます。
ついでに言いますが、世間では結婚が良くない物、という言い方をする人がいますが、自分は違うと思います。自分は「良かった」と思っていますし、早く結婚したかったし、実際男性とすれば早めの結婚も果たした。
ただ、実際経験すると「ああ、何か好きで付き合ってその流れで結婚し、死ぬまで幸せで行けるんだろうなあ」と思ったら、そうでもなかった。でも、自分は支えてもらった方だし妻も頑張り屋さんだから、その点は凄く感謝しているし良かったと思っています。
しかしながらそれは「自分の目線と側の考え」であって、女性側からすれば「地獄の世界」ではないか、と思いますよ。
朝から晩まで家にいて生活のために苦労して自由のない世界。贅沢もできないし、まるで奴隷のようです。
だからそういう内容な世界であっても、不満が無く好きな人と家族と一緒に生きれることを喜びとする考えの女性なら「幸せ」になれるでしょうし、幸せと思うでしょうね。
でも、そうではないとやはり負荷や苦労の度合いは絶対的に女性が多い。だから、自分はいつも妻に「申し訳ない」と思っていますよ。でも、結婚は後悔はしてません。
それこそ男性が良いお家柄の女性の所に養子に入るか、良い女性をゲットした場合に言われるのが「逆玉」つまり「逆・玉の輿」と言うのもあります。ですが、これだって実際経験しないと「良いか悪いかわからない」し「幸せかどうかもわからない」わけです。
それこそ数は少ないが、男性の方が苦労する家庭もありますからね。そうなると男性のほうの「逆玉」でも「幸せとは言えない」でしょう?だからそこでようやく「玉の輿って何?」となるわけです。自分はそこを言っているのです。
まあ、どうでも良い事とは思います。アメーバのところに「今日は何の日」と言うのがあるんで、それで語った次第。玉の輿にこだわらなくても大事なのは「人生をどう生きるか」ですね。良い人生だった。幸せな人生だったと言えれば、結婚も「幸せの1つだった」と言えるわけですしね。
そう言うことで、今日はここまで。