皆さん、大変久しぶりの投稿になります。
良い睡眠とれてますか?

今日は、睡眠の専門家である私が以前から、「この24時間社会、不眠社会において、気づくべき大事な視点」について書きたいと思います。カナヘイうさぎ

その視点と言うのは、

私たち人間も、この地球上に生かされている動物の1種に過ぎない。

と言うことです。

1.  輪廻転生から

輪廻転生という言葉があるように、私たちが人間という形でこの世に生を受けること自体、すごい特別なことだと思います。

残念なことに私たちは、前世と言うものに戻ることができません。人間かもしれませんし、人間以外の動植物やその他の物質かもしれません。

つまり、私たちが認識できていることは、人間として生まれてきてから学習や経験を通して学んだことから、それが当然のように判断しています。

2.   人間という生き物との向き合い方

他の動植物くまチューリップと比べて、人間の大きな違いは脳の発達に入ります。私たちの脳は、言語や感情などといった高次機能を有しています。

マズローの欲求5段階説にもあるように、ベースになる欲求と言うものは、「生存欲求」と言う極めてシンプルな欲求です。これは動物としての欲求とも言い換えることができるのではないでしょうか?

しかし私たちは日常生活の中で、その欲求について考える事はほとんどありません。むしろ、社会性のある動物としての、「自己承認欲求」や「自己実現欲求」に意識が向いています。カナヘイ!?

病気になったときにショボーン、「健康のありがたさを知る」というのはまさに上記のことを示唆しているものだと思います。

「生きる」ということに関して、意識が希薄になっている現代社会の1つの側面として、上記のことも挙げられると思います。

まとめると、人間としての私たちは、現代社会において、動物本来が持つ「生存欲求」というものに無頓着になっていた!と言うことです。


3.  利便性にある表と裏の顔

今私たちの身の回りにあるものに目を向けると、ずいぶん便利な社会になっていることを実感します。

しかしその利便性の裏側にある弊害にフォーカスする情報が少ないと思います。

例えば不眠症について、 

1970年代に入り、ファミレスやコンビニなど24時間営業のサービスが世に出始めました。これによる利便性をわれわれは享受しているのですが、

その裏側にある弊害の1つとして、夜になっても明るい24時間社会による睡眠への悪影響があります。今では、布団に入ってからスマホをいじることも、睡眠覚醒リズムを狂わせる原因となっています。

ほかにも、土地開発による森林伐採の自然界に与える悪影響なども利便性を追求した裏にある弊害だといえます。

4.   今足元を見つめる必要性

今や文明の進化はとどまるところを知りません。人工知能やらゲノムなど、人間の進化に大きな影響与えるトピックも出てきています。

それらには良い寿命が伸びたり利便性がさらに進む事はありがたい事でもある反面、「人間も所詮地球上に生かされている動物の1つだ。」と言う原点回帰のような、動植物を含めた自然との共生という意識も必要なのではないでしょうか?