◆いまや空前のペットブームです。決まった時間に食事が出てきて、愛情深く抱きかかえられる毎日だと思います。しかしこれをペットへの愛情と思うことは、人間のエゴかもしれません。
本来「イヌ」なり「ネコ」なり動物は、本来の各動物の習性や生物時計があります。食べ物や安全が保障される代わりに、人間の生活リズムにあわすことにより、体内時計も変化(人間化)しています。
こんな研究があります。ビーグル犬を研究対象としたイヌの睡眠時間調査によると
1日の総睡眠量は12.9時間、1回の睡眠時間は45分・・・ということは1日の中で17回前後睡眠を発生していることになります。
彼らの45分の睡眠の時に、抱きかかけてスキンシップすることは、本当にペット愛護なのでしょうか?私がペットなら、「たまには気持ちよく寝かせてくれよ!」と思います。動物の本能的欲求よりも今の環境を選択しているのでしょうか?親の顔色を伺う優等生みたいですね。
なぜ時計も読めなく、体内時計も狂わされそうな環境の中で、ペットとしての行動を遂行できているかといえば、彼らには、時刻を学習する能力があります。つまり、いつも決まった時間に、「えさを与えられる」「散歩に連れられる」など、生存が担保されている環境が、必然と動物にとって学習すべき最優先事項になります。
過度の愛情は、時にはペットにとってストレスになるので、そっとしておく愛情も時には注いであげてください。
