私は強い強いって思って、毎日猛スピードで生きてきた
強くなくちゃ生きていけない
甘えられる人もいないし、私はそんな甘えるようなか弱い女じゃない
別に甘える子が弱いって決め付けてるわけじゃないけど、
私は一人でも自分の足でしっかり立って走っていくんやって
いつの間にかそんな風に思うようになって、走ってた
でも、私は強いと思い込んでただけで、ほんとは強くなんかなかった
やっぱり大事な友達を失いそうになったり、失うまでいかなくても距離ができてしまいそうになったら
ものすごく恐くて恐くて、すぐに震えだして、気が付いたら涙が止まらなかった
その失いそうになるっていう原因も自分の無神経さだったりしたら
ほんとに情けなくて、悔しくて
やっぱり自分の弱さを知らないといけない
正面から見つめないといけない
でないとただ単に尖って、突っ張って生きてるだけだな
一人で立ってなんてほんとにただの傲慢にしかすぎへん
「弱さを知ってるから強い」
っていう言葉の意味、実感としてやっとわかった
結局、当たり前やけど一人では生きていくことはできないんや
だから、周りを大切にする優しさを持って強くならないと、
その強さは一人よがりで意味がない
