私はテクノを聴きながらアレした。
私がアレするのは日常茶飯事というもので、だから、誰かにとやかく言われる筋合いはないということだ。
アレしてため息をついた私は、立ち上がって錯乱状態の脳のためにお疲れ様の意味でコーヒーをいれた。
アレするというのはまったく一般的であり普遍的なので私がテクノを聴きながらアレするのもまったく当たり前だ。
だから私はアレして自分をなぐさめる。
独りではない。
独りか。
独りだな。
だからどうした。
かなしいのはアレするという事実じゃなくアレする私という存在そのものだ。
アレされたソレはしびれたように、だらしなく舌をだしてるようだった。舌ないけど。
ソレを見たそのとき、私は急に思い立って外出した。
どこに行くでもなくただそのへんを散歩した。
公園のジャングルジムを躍起になってのぼってたら、鼻たらしたボンズがこっちを見てた。
大人なのに~。そんな顔してた。
とりあえずその鼻を拭いてやるからこっちにおいで。
私の頭の中では、まだテクノを聴きながらソレがアレしてた事実がループしていた。




 
 


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あいかわらずにほんごがおかしい!