次なにやる??
私の手元にある
フロアガイドを覗き込み
ふいにダイゴが
顔を近付けてくる
近いってーーー‼︎‼︎‼︎
心の中の叫びと共に
心臓はバクバクドクドク…
今にも口から飛び出そうだ
いい匂いする…
俺こういう匂い好きー…
完全停止状態の私(笑)
それに気付いたダイゴも
ふいに出た言葉だったらしく
急にアタフタして…
あ、ごめん‼︎
何か変な意味じゃなくて(笑)
なんて言うか、その…
何の匂い??(笑)
と、訂正してきた(笑)
その焦りように
女慣れしてる訳ではないのかなw
と、少し安心しつつ
気持ちも落ち着いた
もしかして、これ?
これかなぁ…
手首をダイゴの鼻に近付ける
そうそう‼︎これ‼︎
凄いいい匂い‼︎
ハンドクリームだった
普段は専業主婦
手が荒れていたのが気になって
少しでも綺麗って思われたくて
つけてきたものだった
そんな小さな努力に
気付いて貰えたという幸せ…
私は心から喜んでいた
女でよかった
もっとこの人に好かれたい
気付いて貰いたい…
みんなそうだと思うけど
気付かれたかった
言葉にして褒められたかった
どんなに小さなことでも
本当に本当に嬉しい
どんな時でも
女という生き物は
想いを言葉にされたいものなのだ
昼が近付いていたので
レストランに食事をしに
向かうことにした