ひとりで眠るには寒過ぎるし
ううん、気温のせいなんて責任転嫁。
たぶん、きっと、淋しいだけ
ひとりで眠るのが淋しいだけ
ひとりじゃない暖かさを知ってしまったから、余計に身にしみてしまう
ホントは
本当は
ご主人さまが良いのだけれど。
ご主人さまじゃないと嫌なのだけれども。
それでも許せてしまう存在とかってあるでしょう?
抱きしめたり
寄り添えたり
暖かいなあ、なんて思ったり
彼も嫌がらずに同じ夜を過ごしてくれるということは、たぶん私に気を許してくれてるってこと。
毛布をめくってジッと顔を見たら、少し悩んでる素振りはしていたけれど、ね(笑)
「はやく」
「……」
「めくってるの、寒いんだけど」
「…にゃお」
やっぱお布団の中で眠ることにしよ~と決めたのか、黒い猫がのそのそと潜ってくる。
「…どうせ入ってくるんだから早く入ってよ」
ゴロゴロゴロゴロ
「ずっとお布団めくってんの、寒いんだからね~!」
「にゃお」ゴロゴロゴロ
「……どうでもいいけど、キバが出てるよ…(笑)」
