お籠もり希望*4*お籠もり希望 | 夢 出会い 魔性

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日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




(なんか携帯を見られたく無かったみたいで嫌だな…隠し事してるみたいだし…)


そんなことをモニャモニャ考えたせいか、検索して駅周辺の情報が画面にでたら、すぐに「ほらほら」ってご主人さまに見せたりした。


「…別に面白いとこは無さそうだなあ」

「あのね、何かしたいことある?」

「ん?」

「例えば映画見たいとか、お買い物したい、とか」

「んー、別にないなあ」

「じゃあね、じゃあね」

「ん?」


聞いてる人なんていないだろうけど、少しご主人さまの耳元に口を寄せるようにしてみた。
ナイショ話のポーズね(笑)


「…わんわん、お籠もりしたい」

「…は?」

「お籠もりしたいの」

「………はい?(笑)」

「わんわんちゃんとホ/テルにお籠もりしませんか~?」

「は?(笑)」

「あのねあのね、お籠もりしよ?」



だあめ、ご主人さま完全に面白がってニヤニヤしてる。

わんわんはずっと、ご主人さまの耳元に口を寄せてナイショ話の格好のまんま。

…バカップルじゃないかよ~~ぅ。



「お籠もりしたいわけね?(笑)」


うんうん、って感じでコクコク頷いたら、ご主人さまがハーってため息ついた。


「あきれた~」

「ん」

「でも想定内のはず~(笑)」

「まあね(笑)困った人だ(笑)」

「わんわんが困らせるの、今に始まったことじゃないもん(笑)」

「ははは」

「……あのね、さっき携帯隠すみたいにしたでしょ?」

「ん?ああ、そうだね」

「恥ずかしかったんだもん。検索する時に予測変換で『◯◯駅、ホ/テル』とか出ちゃったら~」

「は?」

「だって会う前に検索しちゃったから、出ちゃうと思ったんだもん…」

「わははは」


ご主人さま、息も絶え絶えって感じで笑いながら、「そんな検索してたんだ?」とか言ってる。

…してたよ。
だって、ご主人さまと2人でお部屋にお籠もりしたかったんだもん。



「んじゃ、前に行ったとこにするか」

「前?」

「蕎麦食べてから行ったとこ」

「それって◯◯駅?」

「違うよ(笑)でも少し手前」

「そうなの?わんわん駅の位置関係がわかんないや(笑)」

「はは…あ、降りるよ」

「え?あ、うん、ここ?」

「ここ(笑)」

「セーフ!」

「はは」


思い切って「お籠もりしたい」って言い出して良かったぁ。

言い出すのがもう少し遅かったら、ほんとに検索して探さなきゃいけないとこだった(笑)




駅から出たら確かに見覚えがあったので、「ほんとだ、ここだ!」なんて言いながら、
どさくさ紛れみたいにご主人さまの手を握ってホ/テル目指して歩き始めた。