好きじゃなくなったら【25】1% | 夢 出会い 魔性

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




夜、終電少し前くらいの時間にご主人さまにメールした。


『駅に黄色タクシーがいたら驚く?(笑)』

わんわんの車は黄色。

飲みのご主人さまを駅までお迎えにゆくと、
いつも「来たな、黄色タクシー」って笑われる。


でもこの日はお返事が来なかった。

わんわんもメールしただけでお迎えにゆかなかった。

…ホントは『行けなかった』が正解。

夫がいたし、夫はわたしが昼間ずっと出かけていたことを知っていたから、夜は出るのが無理だった。


(ご主人さま…明日帰っちゃうのに…)

大切な時間が指の隙間から零れてゆくみたいな感覚。


ご主人さまにメールしたのも、少し構われたかっただけの話。

だって、わたしは出られないのだから。


でもメールのお返事は無かった。

酔っ払って寝ちゃってるのかもだし、
朝までコースでガンガンやってる最中かも知れない。

わかんない。


もう終電の時間は過ぎた。
考えても仕方ないから寝ることにした。

次の日は朝から用事があるのだ。





次の日、早めに起きて娘と約束していたお出かけをした。

用事は思っていたより早く済んだ。

どうしよう…って少しだけ悩んで、気付いたらお化粧直しをしてた。

身体は前のめりに行く体制になってる。

こころが少しだけ悩んだフリをしただけ。

答えなんか悩む前から出てたのに、フリをしたんだ。


(会えなきゃ会えないでいい)

おうちでイジイジしてたら100%会えない。

1%でも会えるなら、おうちを飛び出したほうがいい。


ササッと化粧を直しながら『お茶しよ(^-^)』ってメール。

お返事はいらない。
車に飛び乗っちゃえ。


走り出してすぐに『どこで?』ってお返事がきた。

やったー、って思った。


『○○さんの都合のいいとこ(^-^)』

『いまどこ?』

『■号に出たとこ(^-^)』

『了解』



ご主人さま、まだ出発して無かったんだ。

もしかしてもしかすると、もう帰るのに出発しちゃってるかも…って思ってたから。



おうちでイジイジしてなくて良かった。

昨日の歪んだ泣きかけの顔のまま、ばいばいじゃ無くなって良かった。


良かった。