ご主人さまの太ももの上にポテンと乗っかったままのわんわんの頭。
ご主人さまの両手が、わんわんの両頬を包むみたいにして、
そのままグイッて上を向かされた。
ご主人さまはわんわんを見おろしてる。
「いっちゃったの?」
「…う、」
両方の頬っぺたを包んでくれてる、ご主人さまの手の平が気持ちいい。
いったばかりで頭はボウッとしてる。
定まらないのは視点?意識?
よくわからない。
だからなんとなく視点がゆらゆら。
力が入らないから、ご主人さまに支えられてる頭以外は、
身体全部がトプンとお湯の中。
急に身体全部をお湯から引き上げられて、
ご主人さまが座ってた場所と入れ替えるように座らされた。
背中とか肩とかが冷たくて少し身震いした。
タイルの壁に寄りかからされてるから。
だらしなく開いた足の間に、ご主人さまが顔を埋めてくる。
ご主人さまの舌が触れた瞬間、
ビリビリした感覚が頭から足の先まで駆け抜けてった。
「やあぁぁぁっ、」
暴れてもがいて、両足がばたばたお湯を蹴った。
つるつるのタイルを指先が掻きむしってる。
グッ、グッ、って太ももに力が篭って、ご主人さまの顔を強く挟み込んでしまいそう。
壁と壁で出来た角の部分に、頭がコツンってぶつかった気がする。
角で逃げ場を失ったから、ぶつけたんだ。
「やめっ、やめて、やめて」
タイルをカリカリ引っ掻いてた指先を、ご主人さまの髪の中に差し込んだ。
身体は逃げてる。
やめてって言葉が口から零れてく。
でも、ご主人さまの髪の中に差し込んだ指先は、
もっと、もっとって言うみたいにご主人さまを求めてる。
いったばかりで敏感になってて、
やめてって言いながら腰を揺らして簡単に達してしまった。
ご主人さまは休ませてくれない。
気持ちよすぎて苦痛で、壁と壁の角のところまで身体は逃げてるのに、
ご主人さまはまだ舌を這わせ続けて追い詰めようとする。
「やめて、いやいやいやっ、○○さん、いややめてやめて」
悲鳴じみた声でご主人さまの名前を呼んだ。
舌が触れてる場所はずっとビクンビクン波打ってるみたいで、
またイキそうなのか、イキっぱなしなのかわからなくなってくる。
グッ、グッ、って指が入ってきて、
身体の内側がその指を締め付けるみたいに余計に波打つ。
「やあっ、いく…いくいくいく、あっ、ああっ」
冷たいタイルにぎゅうぎゅう身体を押し付けるようにしながら達して、
ご主人さまの舌と指から解放された身体は、ズル…とお湯の中に滑り落ちた。