愛しの頬っぺた | 夢 出会い 魔性

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日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




気付くといつも、両手で頬っぺたに触ってた。

手の平で包むようにして、左右の頬っぺたに触ってた。



「なんで顔に触るの?」



そう聞かれた時に、ああ、いつも触ってたなあ…って意識した。

言われてみれば確かに、いつもいつもご主人さまの頬っぺたに手の平を当ててた。

なんでだろ?

一瞬そう思って、すぐに(ああ、そうか)って判った。

私の手がご主人さまの頬っぺたに伸びてく時は愛しい時。

愛しくて胸がいたいとき。

ご主人さまの腕の中でもがきながら、
腕を伸ばして頬っぺたに触れてた。

両手の平で包むみたいに触ってた。


「…わからない」


すきだからよ。
そう思いながら、わからないと返事をした。






(ちょっと考えてみたら、両手で頬っぺたに触ったのはご主人さまが初めてだ)