う…って、ご主人さまの声が聞こえる。
こんなに奥に含んだのは、たぶん初めて。
角度のせいか、わたしが下手なのか判らないけど
(たぶんわたしが下手なんだ)
いつも奥に含むと呼吸がピタリと出来なくなってしまってた。
ご主人さま自身で気管を塞いでしまってたのかも。
鼻からも空気が入ってこなくなるもの。
喉の奥のほうに含みながら、うえって、えづきそうになりながら、
ご主人さま自身に舌を絡ませ続けてた。
微かに聞こえるご主人さまの声がわたしを煽る。
きもちいい?
きもちいい?
ご主人さまが気持ちいいと、わんわんはとてもしあわせ。
もうとっくに幸せ酔いしてる。
声を洩らしながら、ご主人さまがわたしに舌を這わせてくれてる。
「いきそう」
ポワンと現実味のない声。
ゆらゆら身体が揺れる。意識も。
身の置き所を無くした身体を、ご主人さまが裏返した。
浴室のマットに身体を投げ出して、ポワンとご主人さまを見上げた。
一瞬息が詰まってから、堪えられない声が浴室に響いてく。
ご主人さまが入ってきてる。
擦られるとすぐに、繋がった場所から熱が全身に広がってく。
「き…もち…い、きもちいい、いい、すごく」
「どこが気持ちいい」
「○○○○が…溶けそう」
「○○○○気持ちいいの?」
「○○○○きもち…いい…○○○○が…へん…きもちよくて…溶け…ちゃう」
「いいよ」
「いきそう…いきそう」
「いってごらん」
「あ……わたし…いき…」
はあっ、て深い息を吐き出した。
身体中全部がご主人さまと繋がっているみたい。
マットの上で、はしたなく暴れた。
自分で腰を揺らしてご主人さまに押し付けて。
快/感の波はすぐにわたしを飲み込む。
ご主人さまはまだわたしの中を擦りあげてる。
「あっ、いや、まだっ」
「いっていいよ」
「まだだめ、まだ」
「連続イキしてごらん」
「いやこわい」
「休まないで」
「いやっ、いや、いや、あっ、あ…あ、あっ」
こわいくらい気持ちいい
こわいのに気持ちいい
変になるよ
頭も身体も、ほろほろと端から崩れてく。
つらい
つらいよ
やめてご主人さま
簡単に昇り詰めてしまう。
「いく、いく」
「…ああ」
「いく…あっ、あっ、あああ」
「いきそうだ」
やめてご主人さま
もう達してるの
いってるの
激しく擦らないで
突き上げないで
「やあぁぁ、あああっ、やっ」
「いくよ」
動きを速くしてから、ご主人さまはわたしの奥のほうにグリグリと押し当ててる。
はっ、はっ、自分が息を吸い込む音。
繰り返し跳ねる身体。
う…。ご主人さまの呻き声。
ビクンビクンと波打ってる身体の内側。
ズルリとご主人さまが抜けてく感覚。
ほわほわ漂う意識。
もうどこにも力が入らない。