激動 23叫び声 | 夢 出会い 魔性

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




揺れながら達して、ほわほわと意識がどこかを漂ってた。


(…?ああ、ちょっと飛んでた)


意識と視線の焦点が合った先にはご主人さま。

わたしを見下ろしてる。



「あ…あ、…あ」


餌をねだるみたいに口唇がぱくぱく動いた。

ご主人さまの口唇がわたしに近付いてくる。

口を大きく開いて待った。

触れる手前で止まったご主人さまの口元から、わたしの口内に唾液が落ちてきた。

こころが震えた。

震えながらコク…と唾液を飲み込んでく。

両手を掴んで引き起こされた。

ご主人さまの上で腰を揺らすわたし。

もう身体中そこかしこが感/じていて、
少し動いただけでどうにもならなくなる。

わたしを引き起こすために握っていた、ご主人さまの手を必死で握り返した。

1本ずつ全部指を絡めて握りしめてく。

ギリ…と音を立てるくらい、強く。


いく…いく…いく…

小さい声で呟いたような気がする。

身体の奥にご主人さまを擦りつけるように腰をくねらせて、
天井を仰ぐように身体をしならせて、
あっ、あっ、って声を上げて、ご主人さまの上で達した。

ふっ、と力が抜けて、自分を支えられずにまた後ろに倒れてしまった。

はあはあ荒い呼吸が苦しくて、何度もゴクリと唾液を飲み込む。


「あ…、や…いや、いや、もう」


自分が自分でなくなるよ

壊れちゃうよ

おかしくなっちゃうよ

両手がシーツを掻きむしってる。

身体が逃げ出して、両足がバタバタ宙を蹴ってる。

口から零れるのは、いや、いや、って叫び声。



○○さん、こわい

こわい

いや、いや

もういや



何を言ったのかは覚えてない。

どんな声を上げてたのかも判らない。

ただご主人さまの腕の中でもがいていた気がする。

もがきながらまた達して、もう何がなんだか判らなくなって。


どれくらいいったのか、よく判らない。


でも、体内からご主人さまが抜き取られた時は、はっきり判った。


(…あ…、いって…ない)


ご主人さまは、いってない…って、ぼんやりと感じ取った。


「大丈夫?」

「…ん?うん…うん…」

「まだ帰ってこられないのか(笑)」

「うん…そうかな…」


まだはあはあと肩で息をしてるわたし。

少し呆れたみたいなご主人さま。

甘えたくて身体を擦り寄せてくわたし。

抱きしめてくれるご主人さま。

いつ眠ったんだろう。




それも、よくわからない