両方の太ももがぶるぶる震える。
きっと足の指先まで、ちからが入っているせい。
ご主人さまの口の中で転がされている乳/首が気持ちよくて
また身体の中心がドロ…と溶けだすのを感じた。
「い…いき…、いき…そ…う」
押さえ付けられたまま、くねくね揺れてしまう身体。
わたし身もだえてる。
いきたくて、快/感の出口を探して悶えている。
「いっていいよ」
「あ…わたし…」
「いってごらん」
「わたし…噛まれたい、噛んで欲しい」
言葉では答えずに、ご主人さまは舌で転がしながらカリ、と歯を立ててくれた。
甘い痛みが、ご主人さまが歯を立てた場所から広がってく。
「い…きそ…う、いきそういきそう」
「いいよ」
「いき…そ……、あっあッ、」
両腕を伸ばしてご主人さまの頭を抱え込んで
ひざを折って、足をご主人さまの身体に絡み付かせて
いきたくて暴れる身体の好きにさせてやる。
声を上げて悶える身体の好きにさせてやる。
抑える必要もないから。
「はあッ、はあッ、んっ、はっ、はッ」
呼吸が整わなくて、口の中に溜まってゆく唾液を飲み下してく。
ごくんって音が聞こえる。
直接耳に響く感じ。
身体にちからが入らない。
休みたい。
快/感が続くのは苦痛。
気持ちよすぎて逃げ場が無くなる。
「やぁ」
弱々しい抵抗の声。
今いったばかりなの。
絶/頂の波から降りてこれなくなるよ。
お腹のあたりをご主人さまの舌が辿ってる。
浮き上がった背中に腕を回して、抱き上げるようにしながら舌を這わせてる。
だめ、ちからが入らない。
ご主人さまの手で形を変えてゆく、まるで泥人形みたいなわたし。
ご主人さまは身体の中心を避けて、足を持ち上げながら太ももを舐めてくれてる。
もっと足を抱え上げて、ヒザの後ろとかふくらはぎとか。
「いや、いやもう、そんなとこ」
身体中気持ちよくて、どこが感じているのかも良く判らない。
なんだかもう泣き声みたいだ。
足を抱えたままのご主人さまが、もっと高く持ち上げてきた。
そのまま大きく左右に開かれるわたしの足。
部屋の明かりの下に晒されている身体の中心。
ご主人さまの舌が、その部分に触れた。