感覚 | 夢 出会い 魔性

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




人間って、わりといい加減に出来ていると思うのです。

見えてても見えてない、とか。
聞こえてても聞こえてない、とか。


脳みそが『これイラネ』って判断したものは、
無いものとしてどんどん処理されてしまうと思うのですよ。

経験してるはずなのに、無かったみたいな処理ね(笑)

みんなそうなのかは知らないけど、私の体はいい加減に出来てます。

ご主人さまが入ってくる時は、いつも洩れなく『甘い』と感じるのですよ。

味覚なんかある場所じゃないのに、甘いとしか表現出来ない感覚が広がってゆくのです。

歯に染みるような甘さなの、それは。

程よい甘さじゃなくて、ハチミツだけをスプーンで掬って口に運んでいるような甘さ。

口一杯に綿菓子を詰め込んだような甘さ。

ちょっと暴力的にも思える、歯がイテテってなりそうな甘さなのです。

甘いものを味わいながら自分がトロンとしてきて、
上手く言えないけど侵食されてゆく感じ。

体が甘いものを味わいながら、
気付いたら自分がハチミツかシロップか砂糖菓子か何かになってる。

だからいつも、溶けてベッドの染みになりそうだなあ…って思うんだ、きっと。




ご主人さまの下で、煮溶けて形のないものになりたい

そんな夜、みたい。