ソファにドカッと腰をおろしたまんまのご主人さま。
ベルトを外してジーンズのファスナーをおろしたけど、
深く腰をおろしてるからそれ以上どうにもなんない。
ご主人さまの腰に手を回して、
後ろ側からジーンズをおろそうと頑張ったけど…
脱ぐ気の無い人から服を脱がせる、なんて不可能に思えてきた。
脱がせる時って、相手が腰を浮かせてくれたり肩をよじってくれたり、
何かしら協力的でないと、とっても大変な作業。
「うー」
「まあ頑張って(笑)」
下ろしたファスナーの分しかご主人さまに触れられない。
隙間から下着をずり下げて、少しだけ触れることが出来るご主人さま自身に口唇を寄せた。
ちろ、と舌を出して見えている場所の先端に絡み付かせてく。
右手はジーンズと下着を抑えてることで精一杯。
少し油断すると、すぐにずり上がってきちゃう。
左手はご主人さまの太ももあたりをジーンズの上からカリカリ引っ掻いてる。
ひどくもどかしい気持ち。
喉の奥まで含みたいのに、それも叶わない。
ご主人さま自身を握りながら下着を抑えてる右手が、
自分の口から零れる唾液でべとべとになってる。
「ゲームでもしよう」
上のほうからご主人さまの声がして、
カチャカチャってパソコンのキーボードを叩く音が聞こえはじめた。
チラッと横目でモニターに視線を向けると、
オンラインの麻雀か何かの画面が立ち上がってる。
わんわんがこうしていたいの。ご主人さまは好きにしててね、って思った。
少しだけご主人さまの腰が浮いたような気がして、
今度はご主人さまのほうを見上げた。
「ほら」
そう言って笑ってる。
ああ、脱がせていいんだな…って思って、
ご主人さまのジーンズと下着に手をかけた。
邪魔だったものをスルンと脱がせると、
ソファに座ったままのご主人さまが足を大きく開いてくれた。
ご主人さまの両足の間にすぽんと収まって、
床に膝を着いたままご主人さま自身に舌を這わせた。
ソファの隣のパソコンからは、ずっとカチャカチャ音が聞こえてる。
わんわんのことなんか空気かなんかだと思ってくれればいい。
こうしていられるだけでホワンとしあわせなんです