ご主人さまと犬の、とある週末【7】足を開いてごらん | 夢 出会い 魔性

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バスマットでトントンと足踏みをして、ばたばたベッドのほうに走ってった。

ベッドのそばのバックの中にハサミが入ってるから。

一緒に買った剃刀も一応持って、またばたばたお風呂に戻った。


「ほら!ほら、ハサミ!」

「わかった(笑)」


わんわんはよっぽど嬉しそうだったんだろう。
ご主人さまはちょっと苦笑い気味(笑)


「そこに座って」

「はい」


浴槽のふちにちょこんと腰を降ろすわんわん。

正面にはお風呂椅子に座ってるご主人さま。


「足を開いてごらん」

「うん」


足の間の毛を、ご主人さまの指がつまんでる。
片手にはハサミ。

なんだかどきどきする。

信用してる、とか、してない、とかのレベルの話しではなくて、
刃物というのは本能的に怖い。

しかも切られる場所は真っ平な皮膚じゃなくて、ビラッとしたりヌルンとしてる場所なのも知ってる。


シャキ、とハサミが閉じる度に、見えてるとこの毛が短くなってく。


「短くなったね」

「これなら剃りやすい」


だんだん短い毛の面積が広くなってく。

真剣な表情のご主人さま。

わんわんが怪我しないように、慎重にハサミを入れてくれてる。

シャキシャキと軽い音が何度も聞こえる。

だんだん下のほうに進んでく。


「もっと足を開いて」

「はい」


浴槽に腰掛けたまま、ご主人さまに良く見えるように大きく足を開いた。


シャキ

びくっ


「切らないよ(笑)」

「…うん」


下のほうにゆくと切っている場所がまったく見えなくて、
ハサミが閉じる時に少しびくっと身体が揺れてしまってた。


(怖いな)
(変なとこ切れたりして)
(傷が出来たらヤダな)
(あ、でもご主人さまが付ける傷なら問題ないか)
(だってご主人さましか見ない場所だし)
(ご主人さまが付けた傷なら、ご主人さまが見苦しく感じないだろうし)

↑こんなことをくるくる考えて、傷が出来ても問題ないやって思ったら怖くなくなった。


シャキシャキって音が止んだら、ご主人さまがスポンジでボディソープを泡立て始めた。

短くなった毛の部分に、その泡を塗ってくれた。


「剃るよ」