「落ち着きがないなあ(笑)」
気持ち良くて自然に太ももを擦り合わせてたみたい。
もじもじ動いている足を眺めながら、ご主人さまが面白そうに言って寄越した。
「…ずっとオンだから…」
そう答えてから、はあ…と深い溜息みたいなのが零れ落ちる。
今度触れられたら、きっと我慢なんて出来ずにいってしまう。
ああ、って短く返事をして、ご主人さまがロ/ーターのスイッチをオフにしてくれたけど、
もう身体そのものにスイッチが入ってしまってるから手遅れ。
タマゴが止まっても身体の奥がじりじり痺れてる。
タマゴなロ/ーターが止まったぶん、
身体の痺れだけをリアルに拾ってしまう気がする。
「…ん」
「オフでしょ?」
「…うん…でも…痺れて」
「オンオフ関係ないじゃん(笑)」
可笑しそうに私の様子を見ていたご主人さまが、
痺れている場所に指を這わせてきた。
「あっ…あ、あ、」
かたかたヒザが震えてる。
「紐が出てる(笑)」
ロ/ーターを体内から取り出すための短い紐のことだ。
その紐が出ている場所に、ご主人さまの指が入ってくるのを感じた。
「ぅあっ、んっ、んー」
「入ってるね」
指先がタマゴに当たったのかな。
浅い場所で抜き差しを繰り返すご主人さまの指。
「い…いき、そ」
「オフなのに?(笑)」
「だっ、て…指が…」
「指が?」
「指が入っ…て、…入ってる…から」
奥まで入っていけない指が浅い場所でうごめいてる。
時々抜いて、外側の敏感なとこを指の腹で撫でてく。
は/あは/あ弾む呼吸が止められない。
あそこだけじゃなくて脳まで痺れそう。
「!あっ、だめ」
「なんで」
「だめ、いく」
「いくの?」
「いきそうもういきそう」
「いきなよ」
身体中にギュッと力が篭って、背中が弓なりになって車のシートから浮いた。
んーッ、って呻き声みたいなのが口元から零れてく。
脳が白くスパークしてから、身体がシートに沈み込んだ。
ドッドッドッって耳の奥で激しい鼓動みたいなのが響いてる。
瞼が重たくて開いていられない。
とろとろの意識の向こう側から、「ほら、降りるよ」って声だけが聞こえてた。