置き去りにして【2】 | 夢 出会い 魔性

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




焦点の怪しい目にも、その姿は見るに耐えなくて、そのまままたうなだれて視線を外した。


もう前に進まなくていいから、ご主人さまが動くとその分だけ身体の深い場所に入ってくる。

「あっ、あっ、あっ」

後ろから突かれてそのリズムで声が漏れて、
崩れそうな上半身を洗面台に置いた手で支えてる。


「鏡見てごらん」

「……」


うーっ、って呻き声を上げながら、それでも首をふるふると横に振った。

見るに耐えないわたしだったのご主人さま。


「見てごらん」

「んーん」


さっきよりも激しくイヤイヤをしたら髪がバサバサ音を立てた。

汗だくの顔とかおっぱいに長い髪がぺたぺたと張り付く。


「見なさい」

「やっ」

「見ろ」


イヤ、と首を振る前に、後ろから顎を掴まれてグイと正面に顔を向けられた。

はだかの女の人がうしろから犯/されてる。

洗面台に両手をついておしりを突き出してセッ/クスしてる。

目がトロンと潤んでる。

口はだらしなく半開き。


「…あ、…あ…あ」


恥ずかしいの

いたたまれないの


なのになんだか、誇らしい気持ち

ご主人さまはいつもこんなわたしを見ているんだ

見て見てご主人さま

わたし気持ちよさそうでしょう

だらしない姿でしょう

ダランとして格好悪いでしょう

でもなんだか誇らしげで綺麗でしょう

格好悪いけど
よがって不細工に顔を歪めてるけど

なんだかきれい



ブス顔だけど、なんだかきれいだ