2人でまったり【9】つるつるになりたい | 夢 出会い 魔性

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お湯に浸かったままじゃれついていたら、ちょっとのぼせてきた。


「洗う?」

「ああ」


ご主人さまにお風呂椅子に座った貰って、わしわしシャンプー。

背中を洗って、前を洗って、ちゃんと脇も洗って。

指の間に指を差し込んで洗う時は、いつも嬉しくなる。


はい、終わり。
そう言うと、ご主人さまは少し寒くなったのか、またお湯に浸かった。

わんわんがチョコンとお風呂椅子に座ると
「背中洗ってやるよ」って言ってくれた。

人に洗ってもらうと気持ちいいし、それがご主人さまなら尚更。

ほらってスポンジ渡されて、前はゴシゴシ自分で。


またお湯に浸かる前にカミソリを取りに行って、
今度はおヒゲを剃り剃り。

ご主人さま、テレビ見てる。

わんわんが邪魔をしないように、
身体をあちこち動かしながらおヒゲを剃った。


「テレビ見えてるよ」


あんまりちょろちょろ動いてたから、ご主人さまに笑われた。

おヒゲを剃ったご主人さまは、やっぱり少し若く見えて照れ臭い。


「あ」

「ん?」

「つるつる(笑)」


!!!

そうだ、つるつる!

わんわん、ご主人さまにつるつるに剃って欲しかったんだ。


「つるつるにしたい!」

「娘にバレるでしょ(笑)」

「バレても平気だもん。入れ墨した時も『カッコイー』で終わった(笑)」

「つるつると入れ墨は違うでしょ」

「突拍子もない、ってとこは同じ(笑)」


ははって笑いながら、ご主人さまが「椅子に座ってごらん」って。

椅子にチョンと座ると、ご主人さまが端のほうを少しだけ剃ってくれた。

…でも、なんだか剃りづらそう。


「剃れる?」

「長いままだとなあ」

「カミソリだときつい?」

「ハサミでカットしてからじゃないとな」


ホテルに備え付けのT字カミソリだときついのかあ。
知らなかった。


「わんわん、今度ハサミ持ってくる!」

「剃る気まんまんだな(笑)」

「あと、カミソリも!」

「判った判った(笑)」


わんわんは、残念すぎて名残惜しそうにしてたんだと思う。

一言で言うなら『しょんもり』(笑)




「もう少し剃ってあげようか」

「え!」

「立って足開いてごらん」