「や」
エ/ッチモードになりきってなくて、半分じゃれつきモードのままクスクス笑ったりした。
「敏感だねえ。すぐビクッてする(笑)」
ご主人さまも、まだ構いモードみたい。
気持ちがエ/ッチモードに切り替わってないのに、
身体はご主人さまの刺激で簡単にビクンと揺れてしまう。
声も漏れてしまう。
グイっと肩を押されて、ご主人さまに背中を向けた。
背中側から足を開かされて、ぬるぬるした場所にご主人さまが入ってくる。
気持ちが切り替わってなくても簡単に受け入れてしまって、
繋がってからジワッと全身にスイッチが入ってゆくみたい。
あんあんあん
突かれながら声を上げて、ベッドの向こう側の壁に手の平を当てて腰を突き出した。
ご主人さまが抱きしめるように腕を回してきて、
そのまま抱え上げられて、仰向けのご主人さまの上に仰向けで乗せられた。
服を着たまま、ご主人さまの上で大きく足を開いている私。
(…天井に鏡があるお部屋じゃなくて良かった)
きっと、直視出来なかったと思うもの。
仰向けで乗せられたまま、ご主人さまが私の中をゆっくり擦りあげてくる。
背中側から腕を回されて、胸の辺りを抱きしめるみたいにして、ご主人さまの腕に力が入ってる。
ご主人さまの身体に密着したまま、自分で身体を動かすことが出来ない。
なんだかもどかしい感じ。
もどかしさを埋めるように、自由に動かせない腰がもぞもぞと揺れた。
もっと
もっと奥に欲しいですもっと。
ご主人さまに背中を押されて、ゆらりと身体が起き上がる。
ご主人さまを跨いで座るような格好になると、さっきまでより深い場所までご主人さまが入ってきた。
「あーっ、いいそこきもちいい」
声を上げながら正面を見て、少しぎょっとした。
大きな鏡に自分の姿が映ってる。
髪が乱れて、着たままの服も乱れて、欲/情して顔が上気している私。
ご主人さまに腰を掴まれて、上下に揺れてる私。
仰向けになってるご主人さまは映ってない。
私だけがゆらゆら鏡の中で揺れてる。
背中側から服をめくり上げられた。脱ぎなさいってことだ。
被りのニットを脱ぐと、小さいおっ/ぱいがご主人さまの動きに合わせてぷるぷると揺れてた。
「あっ、あっ、あっ、また…きちゃ…うっ」
波が来ちゃう。
足元をすくわれて、身体ごとどこかに行きそうな波が来る。
鏡の向こう側の女も気持ちよさそうに表情を歪めている。
どくん
ああ、波に飲まれた。
今度は私自身が波になる。
身体が波打って、繋がった場所が波打って。
「あ……」
そのままご主人さまの足の上に身体が崩れ落ちて行った。