甘やかされ犬【12】おねがいやめて | 夢 出会い 魔性

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「う…う」


まだ少し心臓がばくばくしてる。

今さっきまでご主人さまが入ってた場所はドクンドクンしてる。

抱え上げられたマットの上で、ご主人さまが横になった。

…上に乗れ、ってことだ。


「……も…う」


聞いてくれてない。

ちがう、もうだめって思ってるの判ってて、それでも乗りなさいってことだ。

足をグイって引かれて、跨がらせられた。


もうだめって心が思ってても身体はビショビショで、
入れようとしなくても簡単に受け入れてしまう。ヌルって。


「はうぅッ」


ご主人さまの上で身体が起こせない。

後ろ向きでご主人さまを跨いだまま、ご主人さまの足にしがみついた。


起き上がれない私の腰を掴んだまま、ご主人さまが突き上げるように私を揺さ振る。

きっとご主人さまには、私のお尻だけがぴょんぴょん跳ねてるみたいに見えてるはず。


上半身はご主人さまの足にぴったりとくっついたまま。


「…はっ、あっ、あっ」


そのままぱくぱく口を動かして、ご主人さまのスネのあたりに舌を這わせた。



もうずっと身体の中がドロドロしてる。
まるで全身にゼリーが詰まってるみたいだ。


セ/ッ/ク/スは脳でするんだって。


もう無理だ。何も考えられない。

ゼリーの脳が動くはず、ないもの。


何も考えられないのに身体は気持ち良くて、
条件反射みたいに力が篭ったりビクンって震えたりする。


ああ、また大きい波がくる。

懲りない身体がじたばた暴れて、
左足がマットから零れて落ちた。


ご主人さまは、駄目だなって思ったのかな。
危ないなって思ったのかな。

私からご主人さま自身を抜いた。


詰まっていた呼吸が一気に溢れる感じ。


はっ、はっ、はっ、はあっ


マットの上に俯せになったまま、時々ゼイゼイって喉が鳴った。苦しい。


苦しい呼吸を繰り返してる身体の肩に、ご主人さまの手がかかる。

簡単にひっくり返されて仰向けにされたけど、成す術なんてあるわけない。

足を閉じる力も、ない。


「あああああ、あーッ」


お風呂場に私の声が反響してる。

さっきと当たる場所が違う。


足は折り畳まれて
ぐいって抱えられて
ご主人さまに押されて
腰が少し浮き上がって
すごく奥のほうまで擦られてる。


「あーっ、いいっ、いいっ、やあ、やっ」

「いいの?」

「やっ、やああ」

「どこがいいの」

「おくが…おく…が、」

「気持ちいいの?」

「こわい」

「こわい?なんで」

「こわいこわい、やめて、こわいよとけちゃうおねがいやめていやいやいやっ」



からだがとけて、だめになっちゃうよぉ