溶けるよ、なんて言いながらご主人さまがパフェをつついてました。
ブーツ履くのに結構手間取っちゃったの(笑)
ホントだ~、溶けちゃう!って、慌ててパフェを食べ始めるわんわん。
お茶しながら他愛のない話。
他愛のない話がなんだか嬉しい。
…違うな。
目の前にご主人さまが居るのが嬉しくて楽しくて、
他愛のない話でも嬉しいんだ。
「明日…今日か。二郎食べたいなあ」
二郎って、ご主人さまの好きなラーメン屋さん。
「んっ!んっ!」
自分を指差すわんわん(笑)
「……なに」
「わんわんも一緒に食べる」
「帰って寝て起きて、また出て来るんじゃ大変でしょ(笑)」
「えー」
「家でおとなしくしてなさい」
「…これから実家に帰っちゃうの?」
「帰るよ」
「あのねー、わんわん帰らない」
「帰れ(笑)」
「帰らないー。……帰っちゃうの?」
「俺は帰るよ(笑)」
…ご主人さまいじわるだ。
口調が笑ってるもん。
きっと、わんわんと朝まで居てくれる。
あ、朝までじゃなくて夕方くらいまで。
お仕事で外国にいる弟さんが帰省してるから、夜には実家に顔を出さなきゃだけど、
それまではわんわんと居てくれる。
……はず(笑)
行くかって、ご主人さまが席を立った。
お店を出ても、ご主人さまは「帰らないよ」とか、一緒に居てくれそうな事は言わなかった。
「まるっきり帰る気ないだろ」
「ない~」
そのまま自分の車に乗ってしまったご主人さま。
…ばいばい…とか言ってないし…
わんわんは自分の車でご主人さまに着いて行けばいいかなあ?
さっきまで履いてたブーツを自分の車の後部座席に乗せてから運転席のドアを開けた。
ご主人さまのほうを見たら、チョイチョイって手招きをしてた。
急いでご主人さまの車の運転席側に向かうと。
「ここ、車置いとけるんじゃない?」
「!!うん!」
一度自分の車に戻って、秘密バッグを抱えてからキーロックした。
ご主人さまの車の助手席に乗り込んだ時の私は、
きっとアホみたいにニコニコしてたと思う。
車を走らせながらご主人さまが口を開いた。
「あー、ホテル難民になりたい」
「…ホテルどこも満室だから、諦めて帰れって言うんだ(笑)」
「当たり(笑)」
バッグ抱えて助手席にチンマリ乗ってるわんわんに、
まだいじわる言ってる~~!
もう!
(デモダイスキ、ナンダヨ)